マイカイ（玫瑰)
マイカイ（玫瑰) Rosa rugosa Thunberg var. plena Regel
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
バラ目Rosales
バラ科Rosaceae バラ属Rosa
Rosa maikwai
ローズ油原料
生薬名 ：マイカイカ（玫瑰花)
利用部分 ：�＿屐奮�花直前の蕾） �∈�
利用 ：�々斑磴良蟾疥繊▲蹇璽彩�の原料、着色料 �¬唄嵬�
名前の由来：栽培するハマナスの中国名、メイコイ（玫瑰)の音読み。
中国が原産地。中国中部から北部に分布する。ハマナスの八重の変種。樹高１〜２ｍの潅木。別名にボタンバラの名があるが名のとおり八重咲きの豪華な花。
日本のハマナスの清楚で、素朴な美しさにはない華麗さがある。ハマナスに比べ棘は少ない。
花には精油を含み香料とし、蕾を乾燥して玫瑰茶としまた、醸造して玫瑰露酒とする。また花と根は薬用にされ健胃、下痢止めの効果がある。しかし薬用として市場は殆どみられない。花の色素は天然の着色料として利用される。
尚、中国では玫瑰は全てのバラの総称としても使われる。日本へは江戸時代に渡来し現在は栽培されているが生薬としての生産はない。
成分
精油：フェニルエチルアルコール、シトロネロール ゲラニオール リナロールなど
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・最新生薬学 刈米達夫著 （広川書店）
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 （広川書店）
・原色和漢薬図（下） 難波恒雄著 （保育社）
・植物分類表 大場秀章 編著 （アボック社）
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）