ラズベリー（raspberry）
ラズベリー（raspberry）Rubus hyb
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
バラ目Rosales
バラ科Rosaceae キイチゴ属 Rubus
英名 ：ラズベリー（raspberry）
利用部位：�＿娘臓´⇒奸´２�
利用 ：�／�用(生食、加工） �▲蓮璽屮謄� �４兢�
初夏６月、野山にはキイチゴの実が熟れる。キイチゴとはキイチゴ属の総称で全体では３００種とも３０００種あるとも言われている。熱帯から寒帯、高山から低地まで殆ど世界的に分布し殆どのものが食べられる。日本の野生種は主な物で４０種ほどが知られているが、果樹としては殆ど栽培されていない。しかし欧米諸国ではキイチゴの栽培がさかんで、多くの品種が、ラズベリーやブラックベリーなどの総称名で栽培され主にジャムに加工される。
キイチゴ属は約１０亜属に分類されラズベリーはそのうちのミヤマウラジロイチゴ亜属に属するいくつかの種の低木の総称。近縁種ブラックベリーはオオナワシロイチゴ亜属の総称。
つる性（長く伸びて成長は良いがまきつく事は出来ない）で、枝に棘があり冬には落葉する。早春 白または淡いピンクの花を咲かせる。
ラズベリーは狭義にはヨーロッパに野生するエゾキイチゴからの改良種レッドラズベリーと北アメリカ東部の野生種からの改良種ブラックベリーとに区別される。
初夏に実がなる。次第に赤く、後、熟すと黒くなる。果実は多くの子房が熟す集合果で、一つ一つに種子が入っている。種はゴマ程度の大きさで、種ごと食べられる
果実は軽くつまんで引っ張ると簡単に花床から外れる。ブラックベリーは花床とともにとれるなどが、両者判別のポイント。またブラックベリーの方がラズベリーより果期が遅く種が多い。
ともに程よい酸味と甘さがあり生食は無論ジャムやジュース、ケーキの飾り、お菓子に使われる。
ポリフェノールが豊富で活性酸素の働きを抑え、クエン酸、ビタミンＣも多く含んでいるので、健康にも美容にも効果的なフルーツといえる。葉をお茶にして飲むこともできる。強壮作用がある。
主な成分
抗酸化作用のあるフラボノイド、ポリフェノール
カリウム、カルシウム、カテキン、ビタミンC など
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・ヤマケイポケットガイド ハーブ 亀田竜吉（山と渓谷社）
・食材事典 原田孝子監修（学研）
・新食品成分表 ２０１７年(東京法令出版株式会社)
・食材図典 （小学館）
・植物分類表 大場秀章 編著 （アボック社）
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