クスリウコン（薬鬱金）
クスリウコン（薬鬱金）Curcuma xanthorrhiza Roxburg
単子葉植物Monocots ＞ツユクサ群 Commelinids
ショウガ目 Zingiberales
ショウガ科 Zingiberaceae ウコン属 Curcuma
現地マライ語：トゥムゥ・ラワク Temoe Lawaku
英名：Javanese turmeric
生薬名 ：クスリウコン（鬱金 ）
利用部分 ：根茎
利用 ：香辛料、民間薬
名前の由来：ウコンに似て、薬用にされるのでクスリウコンに。
インドネシアに野生する。根茎を薬用にするため栽培もされる。インドネシア特産のウコン。
ガジュツに全形が類似する外観をしているが、ガジュツよりも全体的に大きく、草丈２ｍ程にもなる。
花の苞も、ガジュツを大型にしたような感じで、比較的大きいので観賞に用いられる。根茎も大きくクルクミンを含有するので薬用に利用されるが、キョウオウ（姜黄）より黄色は淡い。
インドネシア、ジャワなどでは最も重要な民間薬として食欲増進や貧血に用いられ、強壮、利胆薬に繁用される。
参考文献
・最新生薬学 刈米達夫著 （広川書店）
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 （広川書店）
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）