モクレン（木蓮）
モクレン（木蓮）Magnolia liliflora Desr
被子植物 Angiosperms
被子植物基底群 Basal Angiosperms ＞ モクレン類 Magnoliids
モクレン目 Magnoliales
モクレン科 Magnoliaceae モクレン属 Magnolia
別名：シモクレン（紫木蓮）
用途 ：観賞用
名前の由来：漢名の木蘭をそのまま音読みしたもの。学名のlilifloraはユリの花のようなマグノリア
の意味。
花弁の外側は赤紫〜淡い赤紫、内側は白色をしている。モクレンは元来、赤紫の花をつけるモクレンをさすが、白色もあるので、シモクレン(紫木蓮）ハクモクレン(白木蓮)と区別する。
観賞用に人気が高く庭園に植えられる。花の蕾を中国の生薬ではシンイ（辛夷）として薬用に使うが、日本ではハクモクレンの蕾は、シンイ（辛夷）として薬用にするが、シモクレンの蕾は局方生薬として取り扱わない。もっぱら観賞用にされる。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 （広川書店）
・生薬単 原島広至著 （株式会社エヌ・ティ・エス）
・漢方 生薬学 木村孟淳 (不知火書房）
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）