ニワトコ／アメリカニワトコ（アメリカ庭常）
ニワトコ／アメリカニワトコ（アメリカ庭常）Sambucus Canadensis Linne
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots
＞キク類
Asterids＞キキョウ群Campanulids
マツムシソウ目Dipsacales
レンプクソウ科 Adoxaceae ニワトコ属Sambucus
別名 カナダニワトコ
American elder
利用部分 ：�〕奸�茎、花 ��果実
利用 ：�〔唄嵬堯´⊃�用 薬用酒
名前の由来：英名American elderからの名。カナダからテキサスのアメリカに自生するにワトコの
意味。
原産地
カナダからテキサス州などの北アメリカ
特徴
ニワトコの仲間は北半球の温帯、暖帯に広く分布し自生する。私たちに馴染みのあるニワトコは本州、四国、九州、朝鮮半島南部、中国の暖帯、温帯するの山野によくみられる落葉低木、小喬木。アメリカニワトコはカナダや北アメリカに自生する。「外観は我が国に自生するニワトコと大差はない。奇数羽状複葉の葉が対生する。４〜５月、枝先に散形花序を伸ばし、淡い黄色がかった白い花を固まって咲かせよい香りがする。
秋に実る果実は日本産のニワトコは赤く熟すがセイヨウニワトコ同様、熟すと黒くなる。果実はブドウ酒を造ると同じように果実を発酵させニワトコ酒をつくることができる。加熱調理しソース、ジュースなど食用にされる。花、蕾、茎、葉、根はセイヨウニワトコ同様薬用に利用される。花や実がうつくしいので庭木や公園樹としても植栽される。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・ハーブ大全 リチャード・メルビー著 難波恒雄日本語版監修 (小学館）
(コメント）
これ迄、植物を系統的に分類する方法ではシダ植物と種子植物、裸子植物と被子植物、単子葉植物と双子葉植物というような方法が親しまれてきたが、
近年、ＤＮＡ配列に基づく系統関係から、従来とは異なる配列がとられるようになった。
ＡＰＧによる大分類で、１９９８年に最初の系統的分類ＡＰＧ�気�発表されてから改定が加えられ、現在は２００９年のＡＰＧ�靴�発表されるに至っている。
その結果ニワトコ属はスイカズラ科からレンプクソウ科に移された。レンプクソウ科は従来、１属１種レンプクソウのみの科であったがスイカズラ科のガマズミ属もレンプクソウ科に移された。
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）