ナツツバキ（夏椿）
ナツツバキ（夏椿）Stewartia pseudo-camellia Maxim
真正双子葉類Eudicots＞中核真正双子葉類Core Eudicots＞キク亜綱Asteridae
ツツジ目Ericales
ツバキ科Theaceae ナツツバキ属 Stewartia
別名：シャラノキ（沙羅樹）
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名前の由来：初夏の６〜7月、ツバキに似た花を咲かせるのでナツツバキ。
学名のpseudoは偽の意味、camelliaはツバキ。pseudo-camelliaで
ツバキに似たもの
ナツツバキ 初夏の６月から７月にかけ直径５ｃｍ程の純白の花を咲かせる。万緑に映えて清々しい。一日花だ。別名シャラノキが仏教の聖なる木のフタバガキ科サラノキ（沙羅樹）に擬せられ、寺院などで植えられる。本来のサラノキはインド原産の熱帯性なので、日本では育たないのでその代りだったのだろう。純白の花は朝咲き、夕方には落下する一日花。ツバキのように花全体が落ちる。儚いイメージが儚さの象徴としてサラノキに通じるのかもしれない。
福島、新潟県以南の本州、四国、九州 対馬などの温帯の山地に自生する
幹はサルスベリの幹のようにツルツルし赤褐色で堅い。サルスベリの別名もある。床柱、器具、彫刻の材料に使われる。薬用にはなどの実用面はないがサラノキとの比較もあり採り上げた。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・日本の野生植物 木本 （平凡社）
・植物分類表 大場秀章 編著（アボック社）
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）