エキナケア

商品写真
上:武田薬品 京都薬用植物園
下:大阪薬科大学薬用植物園 白花のエキナケア

エキナケア Echinacea purpurea Moench 
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids
>キキョウ群Campanulids
   キク目Asterales
     キク科 Asteraceae  ムラサキバレンギク属 Echinacea

  別名:エキナセア 
  和名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)


利用部分  :全草、根茎
利用    :ハーブティ
名前の由来 :属名はギリシア語のエキノース(ハリネズミの)の意味。
       中心の盛り上がった花の様子から。また蕾の際、苞葉が鋭く尖っていることにも
       由来する。
       和名のバレンギクは、舌状花の垂れ下がった花形が江戸時代の火消しが使う
       纏(まとい)の先端部についている飾り部分、「馬簾(ばれん)」に似ているのと
       赤紫の花からムラサキバレンギク。

北アメリカ原産の多年草、花期は7〜10月頃。紫褐色の筒状花が集まり円錐状に盛り上がり、その縁をピンク色の、下向きの舌状花が取り囲む。
ユニークな花の様子は鑑賞用のルドベキアによく似ている。こちらは黄色い。

特に根茎には感染症に対し抵抗力を高める効果があるといわれ、近年多くのハーブティ、サプリメントが開発されている。

参考文献
  ・ヤマケイポケットガイド ハーブ 亀田龍吉著 (山と渓谷社)
  ・暮らしに役立つハーブ手帖(MUSASHI BOOKS)
  ・植物分類表  大場秀章 編著 (アボック社)

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