アメリカキササゲCatalpa bignonioides　Walter
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞キク類Asterids＞シソ群Lamiids
　　　シソ目Lamiales
　　　　　ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae　キササゲ属 Catalpa


利用部位　：果実（秋、さや果が褐色に変わる頃）
利用　　　：民間薬
名前の由来：北米原産のキササゲ


北米が原産。花の形はキササゲそっくりだが花自体はキササゲより大きく白色　筒状の花の中に紫色のまだら模様があるのが特徴で区別できる。長さ３０ｃｍ位になるさく果も太い。
キササゲ属Catalpaは、現在のサウスカロライナ州に住んでいたアメリカインディアンの部族名「カトーバ族」に由来して、アメリカキササゲに対しつけられた属名。
葉、樹皮、果実を解熱、鎮静,緩下薬、利尿薬として民間薬にも用いるが、主に庭園などに観賞用に植えられる。
（利用、効用などはキササゲに同じ）

参考文献
　　　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社
　　　　・最新生薬学　刈米達夫著　　（広川書店）
　　　　・薬用植物学各論　木村康一・木島正夫共著　（広川書店）
　　　　・植物分類表　大場秀章　編著　（アボック社）