キダチチョウセンアサガオ（木立朝鮮朝顔）Brugmansia arborea　Linne
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞キク類Asterids＞シソ群Lamiids
　　　ナス目Solanales
　　　　　ナス科 Solanaceae　キダチチョウセンアサガオ属 Brugmansia

その他の名前：エンジェルストランペット、エンジェルトランペット（Angel's Trumpet）
                       ブルグマンシア
 
かつては近縁のチョウセンアサガオ属に含めていた。そのためチョウセンアサガオ属（Datura）の学名からダチュラの名が使われる場合もある.

ペルー、チリ原産。一年草のチョウセンアサガオとの違いは、３〜４ｍにも成長する木本であること、ラッパ状の大きな花を下向けに咲かせ、夕方になるとよい香りがすることなど。

花の色は白、ピンク、オレンジ、黄と多彩で高い木に花が垂れ下がって咲く様子は見事で、園芸用に好まれる。エンジェルトランペットの名で親しまれ、よく庭などで栽培されているが、種子や全体にスコポラミンなどのアルカロイドを含み有毒であることはチョウセンアサガオに同じなので取り扱いには注意が必要。

参考文献
　　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
       　・薬用植物学各論　木村康一・木島正夫共著　（広川書店）
　　　・植物分類表　大場秀章　編著　（アボック社）