ホオズキ（鬼灯、酸漿）

商品写真
上：丹波市立薬草薬樹公園　花と青いガク
中・下：大阪薬科大学薬用植物園　赤いガクのホウズキ

ホオズキ（鬼灯、酸漿）Physalis alkekengi Linne　var. franchetii　Hort　
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞キク類Asterids
＞シソ群Lamiids　　　
　　　ナス目Solanales　　　　　
　　　　　ナス科 Solanaceae 　ホオズキ属 Physalis

生薬名　　：�．汽鵐轡腑Ε灰鵝併折�根）
利用部位　：�｜浪七圈´⊆稷�
利用　　　：�〔唄嵬堯´⊃�用
名前の由来：ホウズキの中の種子を取り出し口に含んで鳴らして「頬を突く」ことから、

　　　　　　ともホホというカメムシが良くつくことから、などの説がある。


わが国全土、朝鮮半島、中国などに自生する。また庭や畑で観賞用などで栽培される多年草。草丈は１ｍ位、葉は卵円形長い柄があり、葉縁は粗い鋸歯がある。初夏先端が浅く５裂した白い花を下向けに咲かせる。花後、ガクが発達し果実をすっぽり包み緑色から赤色に変化する。

地下茎はサンショウコン（酸漿根）といい、利尿剤、解熱剤、咳止めなど民間薬的に利用される。

若葉をゆでて水にさらし食用にする。
夏の風物詩、お盆には死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きのホオズキで精霊棚（盆棚）に飾る。また浅草の浅草寺では７月１０日に「ほおずき市」が開かれる。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・山渓名前図鑑　野草の名前　夏　高橋勝雄著　（山と渓谷社）
　　・山野草ハンドブック　伊沢一男（主婦の友社）　
　　・花と樹の事典　木村陽一郎　監修　　（柏書房)
　　・植物分類表　大場秀章　編著　（アボック社）


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