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メキシカンスイートハーブ 

商品写真
Photo:武田薬品 京都薬用植物園

メキシカンスイートハーブ Lippia dulcis Trevis
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids>シソ群Lamiids
   シソ目Lamiales
     クマツヅラ科Verbenaceae イワダレソウ属Lippia

英名:aztec sweet herb(アズテック、スイートハーブ)

 ”強い甘さ”の甘味料

利用部分   :茎、葉、花 
利用   :料理、ハーブティ、鑑賞用
名前の由来:メキシコ原産の甘味料になるハーブ

メキシコやグアテマラ、パナマなど中央アメリカに自生する多年草。
アステカ文明の時代から風邪や咳、気管支炎の薬草として利用されてきたとも言われている。
草丈60cm程。地を這った茎の節から根を下ろしドンドン広がっていく、きわめて繁殖力の強い丈夫な植物。ただし寒さには弱いので冬場の管理には要注意。
6〜8月にかけて 花茎の先に松笠状に穂状花序を付け直径1cm程の白色の集合花を咲かせる。花は下から上部へと咲いていく。
葉にも花も良い香りと甘みがある。
強い甘みは砂糖よりも強いと言われている。葉から採取した精油(リッピオール)は発汗、咳止めに有効。

参考文献
   ・ヤマケイポケットガイド ハーブ 亀田竜吉(山と渓谷社)
   ・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)


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