日本へは明治初めに入ってきた常緑潅木。花色は、白、ピンク、赤など豊富で美しい。キョウチクトウ程一般的ではないが、花色は美しい。
葉にキョウチクトウ同様、強心配糖体、オレアンドリン、ネリオドリンを含み、強心薬にされる。しかし作用は極めて強く、有毒植物で危険なことはキョウチクトウと同じ。取り扱いには要注意。観賞用だけに留めたい。
―東京都文京区本郷菊坂―
赤門で有名な東京大学の近くに菊坂という通りがある。かっては菊の栽培が盛んであったことからの名だそうだ。現在は全くその面影はないが、昔 樋口一葉もこのあたりで住んでいた。近くにその場所があり、住んでいた住居の側にあったという井戸があり、今もポンプで水をくむことができる。また一葉がしばしば通った質屋もある。
参考文献 ・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社) ・最新生薬学 刈米達夫著 (広川書店) ・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店) ・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids>シソ群Lamiids
リンドウ目Gentianales
キョウチクトウ科Apocynaceae キョウチクトウ属Nerium
利用部分 :葉
利用 :民間薬
名前の由来:ヨーロッパ原産のキョウチクトウ
キョウチクトウがインド原産に対し、セイヨウキョウチクトウは地中海沿岸が原産。
日本へは明治初めに入ってきた常緑潅木。花色は、白、ピンク、赤など豊富で美しい。キョウチクトウ程一般的ではないが、花色は美しい。
葉にキョウチクトウ同様、強心配糖体、オレアンドリン、ネリオドリンを含み、強心薬にされる。しかし作用は極めて強く、有毒植物で危険なことはキョウチクトウと同じ。取り扱いには要注意。
観賞用だけに留めたい。
―東京都文京区本郷菊坂―
赤門で有名な東京大学の近くに菊坂という通りがある。かっては菊の栽培が盛んであったことからの名だそうだ。現在は全くその面影はないが、昔 樋口一葉もこのあたりで住んでいた。近くにその場所があり、住んでいた住居の側にあったという井戸があり、今もポンプで水をくむことができる。また一葉がしばしば通った質屋もある。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・最新生薬学 刈米達夫著 (広川書店)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)