リョウブ（令法）
リョウブ（令法）Clethra barbinervis Sieb. et Zucc
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞キク亜綱Asteridae
ツツジ目Ericales
リョウブ科 Clethraceae リョウブ属Clethra
救荒植物
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利用法 ：�／�用（りょうぶ飯）��建築(床柱)、器具、薪炭材、 �４兢淪�
名前の由来：若葉を飢餓に備え、乾燥保存するよう植栽を法令で定めた。
リョウブ科はリョウブ属 一属のみ。約３０種類があるが、日本にはリョウブ一種が自生する。
樹高約３〜１０ｍほどの落葉低木または小高木。
樹皮は薄片になって剥がれやすく、跡が茶褐色で幹はサルスベリの木のように滑らかなので多くの樹木の中でも目立ち、すぐリョウブだと判る。
夏、枝の先に１５ｃｍほどの総状花序を付け、白い花を咲かせる。秋には紅葉する。特徴ある木の様子、花の見事さから庭木や公園樹としても好まれ植えられる。
建築用材にも使われ、特に自然の風合いを生かし日本家屋の床柱に使われる。
リョウブ（令法）という変わった名前は昔、飢饉に備え若葉を食料にするためや、葉を乾燥保存し、飢饉に供えるよう、植栽の奨励を令で定めたことからの名。
若い葉をご飯に炊き込んだ、ご飯はりようぶ飯（令法飯）と呼ばれ糅飯（かてめし・・・米の消費を抑える目的で、他の廉価な食品を炊きこんで増量したご飯のこと）にされた。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 （朝日新聞社）
・山渓カラー名鑑 日本の樹木 （山と渓谷社）
・植物分類表 大場秀章 編著 （アボック社）
所属「科」などは近年の遺伝子ＤＮＡ配列に基づく、新分類体系ＡＰＧ�景�式に従った分類、配列順にしています。各、同じ科内での並び順は、学名の属名アルファベット順になっています（Ｔ．Ｋ）