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フトモモ科
バンジロウ(英名:グアバ)
Photo:石垣島
バンジロウ
Psidium guajava
Linne
真正双子葉類
Eudicots
>中核真正双子葉類
Core Eudicots
フトモモ目
Myrtales
フトモモ科
Myrtaceae
バンジロウ属
Psidium
英名:グアバGuava
糖の吸収をおだやかにする作用 特定保健飲料(トクホ)にも利用
生薬名
:
バンセキリュウ(蕃石榴)、バンザクロ(蕃石榴)
利用部位
:未熟、成熟果実 葉
利用
:民間薬
熱帯アメリカの原産、カリブ海沿岸、中央アメリカ、南アメリカ北部、東南アジアなどに自生。
バンジロウ属は、熱帯から亜熱帯アメリカ、西インド諸島に分布し約百数十種類が知られている。
テリハバンジロウ、ブラジルバンジロウ、コスタリカバンジロウなど果実を食用とするものが多い。台湾やフィリピンで多く栽培される。果肉をそのまま、またはジュースにして愛用されている。沖縄へも古く渡来し沖縄県下では民家の庭木に良く植栽されている。
高さ5〜9m程の中高木で幹の樹皮は剥げ落ち易く滑らかで紅褐色をしている。(リョウブやサルスベリの幹に似ている)
花は白く、5枚の花弁と多数のおしべを持つ、きれいな花。5〜7月開花する。果実は球形、洋ナシ形、卵型で先端にザクロの実の先端に似ている
「宿在がく」
がある。
ビタミンC、ビタミンAを多く含み、やや酸味があり、麝香の香りがする。色は薄い緑色から黄色、成熟期には品種によってピンクや赤になるものもある。
葉には精油、脂肪油、トリテルペン、タンニン、ビタミンC、ポリフェノール、リコピンが多く含まれる。
近年葉に含まれるポリフェノールが、糖の吸収をおだやかにし血糖値の上昇を抑えることが注目され、糖尿の人の健康茶(グアバ茶)に使われる。リコピン(抗酸化物質)は悪玉コレステロール(LDL)が血中で酸化し血管壁に沈着することを防いでくれる。動脈硬化は悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化し血管壁に沈着する事が原因の1つとされている。
特定保健用食品(トクホ)の許可がある製品もある。ビタミンCも多く含み沖縄の人はお茶に日常的に飲んでいるそうだ。丁度、葉を採取している人に出会い、その人はこれはバンジロウといって、身体の余分な脂肪をとってくれるとても良いものだ。お茶にして飲むのだと言っていた。
未熟果実を乾燥し輪切りまたは刻んだもの物は、バンセキリュウ(蕃石榴)、バンザクロ(蕃石榴)として糖尿の人に使う。
成分
・果実:食物繊維、ビタミンA、ビタミンC、カロテン、カリウム、ポリフェノール、リコピン
など
・葉:ポリフェノール、カテキンガロカテキン ビタミンC など
利用法
・果物:生食用に、またジャムに加工する。未熟果実を乾燥し、果皮ごと刻んで薬用にする。
・葉:健康茶
・樹皮:収斂薬、染料に
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)
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フトモモ科 Myrtaceae バンジロウ属 Psidium
英名:グアバGuava
糖の吸収をおだやかにする作用 特定保健飲料(トクホ)にも利用
生薬名 :バンセキリュウ(蕃石榴)、バンザクロ(蕃石榴)
利用部位:未熟、成熟果実 葉
利用 :民間薬
熱帯アメリカの原産、カリブ海沿岸、中央アメリカ、南アメリカ北部、東南アジアなどに自生。
バンジロウ属は、熱帯から亜熱帯アメリカ、西インド諸島に分布し約百数十種類が知られている。
テリハバンジロウ、ブラジルバンジロウ、コスタリカバンジロウなど果実を食用とするものが多い。台湾やフィリピンで多く栽培される。果肉をそのまま、またはジュースにして愛用されている。沖縄へも古く渡来し沖縄県下では民家の庭木に良く植栽されている。
高さ5〜9m程の中高木で幹の樹皮は剥げ落ち易く滑らかで紅褐色をしている。(リョウブやサルスベリの幹に似ている)
花は白く、5枚の花弁と多数のおしべを持つ、きれいな花。5〜7月開花する。果実は球形、洋ナシ形、卵型で先端にザクロの実の先端に似ている「宿在がく」がある。
ビタミンC、ビタミンAを多く含み、やや酸味があり、麝香の香りがする。色は薄い緑色から黄色、成熟期には品種によってピンクや赤になるものもある。
葉には精油、脂肪油、トリテルペン、タンニン、ビタミンC、ポリフェノール、リコピンが多く含まれる。
近年葉に含まれるポリフェノールが、糖の吸収をおだやかにし血糖値の上昇を抑えることが注目され、糖尿の人の健康茶(グアバ茶)に使われる。リコピン(抗酸化物質)は悪玉コレステロール(LDL)が血中で酸化し血管壁に沈着することを防いでくれる。動脈硬化は悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化し血管壁に沈着する事が原因の1つとされている。
特定保健用食品(トクホ)の許可がある製品もある。ビタミンCも多く含み沖縄の人はお茶に日常的に飲んでいるそうだ。丁度、葉を採取している人に出会い、その人はこれはバンジロウといって、身体の余分な脂肪をとってくれるとても良いものだ。お茶にして飲むのだと言っていた。
未熟果実を乾燥し輪切りまたは刻んだもの物は、バンセキリュウ(蕃石榴)、バンザクロ(蕃石榴)として糖尿の人に使う。
成分
・果実:食物繊維、ビタミンA、ビタミンC、カロテン、カリウム、ポリフェノール、リコピン
など
・葉:ポリフェノール、カテキンガロカテキン ビタミンC など
利用法
・果物:生食用に、またジャムに加工する。未熟果実を乾燥し、果皮ごと刻んで薬用にする。
・葉:健康茶
・樹皮:収斂薬、染料に
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)