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アカモノ(赤物)

商品写真
Photo:福島県 安達太郎山 登山道     

アカモノ(赤物)Gaultheria adenothrix Maxim     
  真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク亜綱Asteridae 
   ツツジ目Ericales
     ツツジ科
Ericaceae  シラタマノキ属 Gaultheria


 別名:イワハゼ(岩黄櫨)


 高山植物
 

利用部分 :果実
利用   :生食、ジャム  
名前の由来:アカモモ(赤桃)がなまったもの。

      別名、イワハゼ(岩黄櫨)は岩地に生え、ハゼのような実がなる事からの名

亜高山〜高山帯の日当たりの良い山地や岩礫帯に生える高さ10〜20cmの常緑低木。花の時期は6月〜7月。枝の上部の葉腋から数個の花柄を出しその先にスズランに似た白い花を1個ずつ咲かせる。

花柄とガク片は赤く、釣鐘状の白い花との対比が美しい。
登山道近くに群生していることが多い。はっきりとした存在感がありよく目立つので直ぐアカモノだと分かる。

秋、実がなる。実はルビーのように赤く、多肉質で生食出来る。酸味と甘味があって美味しい。

ー安達太郎山(あたたらやま)ー
 福島県の山。深田久弥の日本100名山の一つに挙げられる名山だが、何といって     

 も高村光太郎の智恵子抄の詩のなかの”樹下の二人”(あれが阿多多羅山 あの 

 光るのが阿武隈川 ・・・)に登場する山といった方が、分かり良い。
 
参考文献
  ・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
  ・山渓カラー名鑑 日本の樹木 (山と渓谷社)
  ・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)


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