植物全体に揮発性の油、セスキテルペンアルコールのオプロパノン、セスキテルペンのオプロジオールなどの香りの強い成分を含有。特有の香りがする。解熱、鎮咳の民間薬に用いられる。
―塩見岳― 静岡県南アルプスのほぼ中央に位置する。標高3047m、日本百名山に1つに数えられる名山。 JR飯田線伊那大島駅からバスが出ている。雄大な山で登山から下山まで3日間はかかる。それだけに手つかずの自然が多く残り豊かな植生が楽しめる。三伏峠小屋までは、モミやシラビソの樹林がうっそうと茂る樹林体が続き、林床には、亜高山のさまざまな花が彩りを添えてくれる。三伏峠小屋で1泊する。頂上へはさらに厳しい山道が5時間ほどつづく。
参考文献 ・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社) ・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店) ・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房) ・山渓カラー名鑑 日本の樹木 (山と渓谷社) ・植物分類表大場秀章 編著 (アボック社)
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids
>キキョウ群Campanulids
セリ目Apiales
ウコギ科 Araliaceae ハリブキ属 Oplopanax
利用部分 :根
利用 :民間薬
名前の由来 :全体に針状の刺があり、葉が蕗に似て大きいことに由来。
(但し形は5〜9裂の掌状葉で、丸いフキの葉には似ていない。)
北海道西南部、本州、四国の亜高山地帯の針葉樹林内のやや薄暗い場所に生える高さ1m以下の落葉低木。棘のある植物は珍しくはないが、茎は無論、葉にいたるすべての部分が細長い鋭い棘で覆われている。
草のようにも見えるが、実際は1mくらいの低木で幹は殆ど枝分かれしない。
大きさは30cm位の掌状葉の先端は5〜9裂する。この葉にも棘が密集して生えている。
6〜7月にかけて茎の先に円錐花序をつけ、緑白色の目立たない小さな花を多数つける。秋には実になり、赤く熟し遠目にも目だって美しい。
植物全体に揮発性の油、セスキテルペンアルコールのオプロパノン、セスキテルペンのオプロジオールなどの香りの強い成分を含有。特有の香りがする。解熱、鎮咳の民間薬に用いられる。
―塩見岳―
静岡県南アルプスのほぼ中央に位置する。標高3047m、日本百名山に1つに数えられる名山。
JR飯田線伊那大島駅からバスが出ている。雄大な山で登山から下山まで3日間はかかる。それだけに手つかずの自然が多く残り豊かな植生が楽しめる。三伏峠小屋までは、モミやシラビソの樹林がうっそうと茂る樹林体が続き、林床には、亜高山のさまざまな花が彩りを添えてくれる。三伏峠小屋で1泊する。頂上へはさらに厳しい山道が5時間ほどつづく。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房)
・山渓カラー名鑑 日本の樹木 (山と渓谷社)
・植物分類表大場秀章 編著 (アボック社)