ヤマナシ（山梨）

商品写真
上・中・下：春日大社　万葉植物園　　ヤマナシの果実　

ヤマナシ（山梨）Pyrus pyrifolia　Nakai
　真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　　　バラ目Rosales 　　　
　　　　　バラ科 Rosaceae　 ナシ属 Pyrus

別名：ニホンヤマナシ

　　果物として栽培されるナシの原種

利用部位　：�ー�木　�¬攤�
利用　　　：�ヾ兢淪冂輒據´�器具、彫刻材
名前の由来：栽培用のナシの原種　野生種から。

果実として栽培されるナシは、このヤマナシを幾世代にわたり改良したもの。
本州、四国に野生する。朝鮮半島南部、中国長江沿岸にも分布する。春４月枝先に直径３〜４ｃｍの５弁の白い花を咲かせる。雄しべは約２０本、花柱は５本、葯は紫色を帯びる。果実は褐色、現在のナシと同型だがはるかに小さく直径２〜３ｃｍぐらいの大きさ。果肉は硬い石細胞が多くジャリジャリしていて食感は良くない。食べると結構美味しいが栽培種とは比較にならない。主に庭木などでの観賞用に植えられる。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・山渓カラー名鑑　日本の樹木　（山と渓谷社）
　　・植物分類表　　大場秀章　編著　（アボック社）

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