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イカリソウ／キバナイカリソウ（黄花碇草）

商品写真
上･中：六甲高山植物園　葉が充分開く前に花が咲きだす。
下：京都府立植物園

イカリソウ／キバナイカリソウ（黄花碇草）　Epimedium　koreanum　 Nakai
　　真正双子葉植物 Eudicots＞基部真正双子葉植物 Basal Eudicots
　　　キンポウゲ目 Ranunculales
　　　　　メギ科 Berberidaceae イカリソウ属 Epimedium
　　　

生薬名　　：インヨウカク（淫羊霍）
利用部分　：地上部（葉・茎）
利用　　　：日本薬局方生薬、民間薬　
名前の由来：船の碇（いかり）に似た花の形と花の色が淡い黄色をしていることから。

北海道や本州（近畿地方まで）の日本海側にかけて分布する多年草。太平洋側では一般に紫赤色のイカリソウが多く自生し住み分けている。中国の東北地区、朝鮮半島にも分布する。
草丈２０〜５０ｃｍ。葉は二回三出複葉、葉は冬期には落葉する落葉性。花がクリーム色をしていることからキバナの名が付いている。花弁はガク片より大きく筒状で先がとがった細長い距（きょ）になっている。花期は４〜５月。
日本薬局方　インヨウカク（淫羊霍）の原植物の一種。用途、含有成分などはイカリソウと同じ。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　　（朝日新聞社）
　　・第15改正　日本薬局方解説書　　（広川書店）
　　・生薬単　原島広至著　　（株式会社エヌ・ティ・エス）
　　・日本の野生植物　草本�供　癖針渕辧�
　　・山渓名前図鑑　野草の名前　春　高橋勝雄著　　（山と渓谷社）
　　

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