名前から探す ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行    
用途から探す 漢方薬 製薬基源植物 日本薬局方生薬 民間薬・薬用 ﾊｰﾌﾞ･ｻﾌﾟﾘﾒﾝﾄ 香料・香辛料 食用と嗜好品 染色・繊維 油脂 鑑賞用・その他    

ミツバアケビ(三葉木通)　

商品写真
上・中：生駒山登山道　大きな花は雌花　、房状は雄花
下：日本新薬　ミツバアケビの実

ミツバアケビ(三葉木通)　Akebia　trifoliata　Koidzumi
　　真正双子葉植物 Eudicots＞基部真正双子葉植物 Basal Eudicots
　　　キンポウゲ目 Ranunculales
　　　　　アケビ科 Lardizabalaceae　アケビ属 Akebia
　

生薬名　　：モクツウ（木通）
利用部分　：�，弔訐�の茎　��果実
利用　　　：�‘�本薬局方生薬　民間薬　�⊃�用
名前の由来：３枚の小葉からなるアケビの意味から。

濃赤紫〜黒赤紫色の花を咲かせる。上方の大きな花が雌花。垂れ下がる花序に数多く付く、直径４〜５ｍｍの小さい花は雄花。
アケビの葉は５枚で丸いのに対し、ミツバアケビの小葉は名前のとおり３枚で、ふちは波状になっている。
春の若菜は”おひたし”やお茶（アケビ茶）に できる。アケビ同様モクツウ（木通）として茎が薬用にされる。日本薬局方生薬であり、漢方処方薬 でもある。秋にアケビと同じような実がなる。皮は濃い赤紫色、アケビの薄紫とは異なる。皮が縦に裂けるのはアケビと同じで、食べられる。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・第15改正　日本薬局方解説書　（広川書店）
　　・薬用植物学各論　木村康一・木島正夫共著　（広川書店）
　　・生薬単　原島広至著　（株式会社エヌ・ティ・エス）

科目別の一覧