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ツユクサ科
ツユクサ(露草)
上・下:滋賀県 和邇の畑で。 上の赤い花はイヌタデ
ツユクサ(露草)
Commelina communis
Linne
単子葉植物
Monocots
>ツユクサ群
Commelinids
ツユクサ目
Commelinales
ツユクサ科
Commelinaceae
ツユクサ属
Commelina
別名:ボウシバナ(帽子花) ツキクサ(著草)
生薬名
:
オウセキソウ(鴨跖草)
利用部位
:全草(花どき)
利用
:食用、薬用
名前の由来
:奈良、平安時代には花汁を青色染料にする摺り染め方法からツキクサ(着草、搗草)
と言われていたが後、朝露にぬれて水々しく美しいイメージからツキクサから
ツユクサという名に変わった。
朝露にぬれて可憐な青い花を咲かせるツユクサは、暖帯の湿地に普通に見られる1年草。6〜9月にかけ早朝、緑の苞から青色の花を咲かせる。湿った道端や荒地のいたるところ自生しているので誰しも目にしている馴染みのある花だが、強い日差しがあたると一日でしぼんでしまう。
古代の染色では、この花やカキツバタの花の色を、直接衣服に擦り込む方法が採られていた。
万葉集にその様子が詠われている。しかし、ツユクサで染めたものは水に浸すと色が消えることから、飛鳥時代以降は新しい染色法の伝来とともに、ツユクサで衣服を染めることはしなくなった。
逆に水に浸すと簡単に漂白できる特性が利用され、友禅の下絵に用いる方法が考案された。
ツユクサの花は小さいため、改良された栽培変種のオオボウシバナが、今日ではアオバナ「青花」の原料植物として栽培されている。
ツユクサの花の季節に全草を採って乾燥させたものをオオセキソウ(鴨跖草)といい下痢止め、解熱などに用いる。
―万葉集の歌―
・つきくさに 衣ぞ染むる君がため 彩り衣 摺らむと念いて(巻7 1255)
・つきくさに 衣色どり摺らめども うつろう色というが苦しき(巻7 1339)
ツユクサの花を衣に摺り付け染色した様子が伺える。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・山渓名前図鑑 野草の名前 夏 高橋勝雄著 (山と渓谷社)
・植物文化史 臼井英治著 (裳華房)
・山野草ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・万葉の植物 松田修著(保育社)
科目別の一覧
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単子葉植物 Monocots >ツユクサ群Commelinids
ツユクサ目 Commelinales
ツユクサ科 Commelinaceae ツユクサ属 Commelina
別名:ボウシバナ(帽子花) ツキクサ(著草)
生薬名 :オウセキソウ(鴨跖草)
利用部位 :全草(花どき)
利用 :食用、薬用
名前の由来:奈良、平安時代には花汁を青色染料にする摺り染め方法からツキクサ(着草、搗草)
と言われていたが後、朝露にぬれて水々しく美しいイメージからツキクサから
ツユクサという名に変わった。
朝露にぬれて可憐な青い花を咲かせるツユクサは、暖帯の湿地に普通に見られる1年草。6〜9月にかけ早朝、緑の苞から青色の花を咲かせる。湿った道端や荒地のいたるところ自生しているので誰しも目にしている馴染みのある花だが、強い日差しがあたると一日でしぼんでしまう。
古代の染色では、この花やカキツバタの花の色を、直接衣服に擦り込む方法が採られていた。
万葉集にその様子が詠われている。しかし、ツユクサで染めたものは水に浸すと色が消えることから、飛鳥時代以降は新しい染色法の伝来とともに、ツユクサで衣服を染めることはしなくなった。
逆に水に浸すと簡単に漂白できる特性が利用され、友禅の下絵に用いる方法が考案された。
ツユクサの花は小さいため、改良された栽培変種のオオボウシバナが、今日ではアオバナ「青花」の原料植物として栽培されている。
ツユクサの花の季節に全草を採って乾燥させたものをオオセキソウ(鴨跖草)といい下痢止め、解熱などに用いる。
―万葉集の歌―
・つきくさに 衣ぞ染むる君がため 彩り衣 摺らむと念いて(巻7 1255)
・つきくさに 衣色どり摺らめども うつろう色というが苦しき(巻7 1339)
ツユクサの花を衣に摺り付け染色した様子が伺える。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・山渓名前図鑑 野草の名前 夏 高橋勝雄著 (山と渓谷社)
・植物文化史 臼井英治著 (裳華房)
・山野草ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・万葉の植物 松田修著(保育社)