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アワ(粟)
Photo:春日大社 万葉植物園
アワ(粟)
Setaria italica
Beauv
単子葉植物
Monocots
>ツユクサ群
Commelinids
イネ目
Poales
イネ科
Poaceae
エノコログサ属
Setaria
五穀(イネ、ムギ、アワ、ヒエ、キビ)の一つ
利用部分
:種皮を除いた種子
利用
:食用、水飴、焼酎(泡盛)
名前の由来
:「ア」は「小」、「ワ」は「丸い」からとする説
味が淡白なことから「淡(アワ)い」に由来する説もある
イネやムギ、トウモロコシなど主要穀類以外に世界各地で伝統的に多くの雑穀が栽培されてきた。
アワやヒエ、キビ、タカキビなど雑穀は肥沃でない土地、雨が少ない土地でもよく実り、虫がつきにくく長期の保存が利くなどから救荒作物として重要な役割を果たしてきた
。
アワはキビとともにユーラシア大陸で古くから栽培されてきた。中央アジアからインド西北部の東アジア地域で
エノコログサ
を野生祖先種として品種改良、栽培化された。日本へは縄文時代に朝鮮半島を経て渡来したと考えられている。生育期間が短く、しかも高冷地でも生育するのでもっとも重要な穀物の一つとして日本人は古くからアワを常食してきた。米だけを炊いたご飯は、正月や盆、祭りといったいわゆるハレの日を中心に食べられる程度で、普段には麦飯のほか、米にアワやヒエなどの雑穀や大根などを加えて炊いたものを食べていた。
江戸時代、松尾芭蕉は奥の細道の旅の中で”粟ヒエを日ごとの斎に喰い飽きて”と詠むなど当時の食生活はアワが日常であった。
アワは糖質70%、蛋白質10%、ビタミンB群を含み鉄、その他のミネラルや食物繊維も豊富なため、近年は栄養食品として五穀米などにして食べる方法が見直されている。またお菓子、飴にも多用される。大阪の“粟おこし“は銘菓として知られている。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・万葉の植物 松田修著 (保育社)
・食材図典 (小学館)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)
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イネ目Poales
イネ科 Poaceae エノコログサ属Setaria
五穀(イネ、ムギ、アワ、ヒエ、キビ)の一つ
利用部分 :種皮を除いた種子
利用 :食用、水飴、焼酎(泡盛)
名前の由来:「ア」は「小」、「ワ」は「丸い」からとする説
味が淡白なことから「淡(アワ)い」に由来する説もある
イネやムギ、トウモロコシなど主要穀類以外に世界各地で伝統的に多くの雑穀が栽培されてきた。
アワやヒエ、キビ、タカキビなど雑穀は肥沃でない土地、雨が少ない土地でもよく実り、虫がつきにくく長期の保存が利くなどから救荒作物として重要な役割を果たしてきた。
アワはキビとともにユーラシア大陸で古くから栽培されてきた。中央アジアからインド西北部の東アジア地域でエノコログサを野生祖先種として品種改良、栽培化された。日本へは縄文時代に朝鮮半島を経て渡来したと考えられている。生育期間が短く、しかも高冷地でも生育するのでもっとも重要な穀物の一つとして日本人は古くからアワを常食してきた。米だけを炊いたご飯は、正月や盆、祭りといったいわゆるハレの日を中心に食べられる程度で、普段には麦飯のほか、米にアワやヒエなどの雑穀や大根などを加えて炊いたものを食べていた。
江戸時代、松尾芭蕉は奥の細道の旅の中で”粟ヒエを日ごとの斎に喰い飽きて”と詠むなど当時の食生活はアワが日常であった。
アワは糖質70%、蛋白質10%、ビタミンB群を含み鉄、その他のミネラルや食物繊維も豊富なため、近年は栄養食品として五穀米などにして食べる方法が見直されている。またお菓子、飴にも多用される。大阪の“粟おこし“は銘菓として知られている。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・万葉の植物 松田修著 (保育社)
・食材図典 (小学館)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)