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オキザリス　Oxalis

商品写真
上：大阪八幡屋公園　O・ペスカプラエ
下：明石朝霧公園　O・ブラジリエンシス

オキザリス　Oxalis
　　　真正双子葉類Eudicots ＞中核真正双子葉類Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids 　　
　　　　カタバミ目Oxalidales　　　　
　　　　　　カタバミ科 Oxalidaceae カタバミ属 Oxalis

　カタバミの園芸種の総称

カタバミ属は南アメリカ、アフリカなどの熱帯を中心に世界で約８５０種あるといわれていてカタバミ科は殆どカタバミ属で占められている。
日本には６種が自生するが、ムラサキカタバミ、ハナカタバミなどの帰化植物数種が多く野生化している。加えて近年園芸品種のオキザリスの仲間も半野生化している状態も良く見かける。
オキザリスとはカタバミの園芸種の総称。園芸上球根のある品種群で、種は作らない。原産地は南アフリカ、中央･南アメリカなど。花も大きく、色鮮やかなで多くが耐寒性に優れていることから多数の品種が作り出されている。
Oxalis（オキザリス）は、ギリシャ語の「oxys（酸っぱい）」が語源。葉や茎に蓚酸（しゅうさん）を含み酸味があることから。シュウ酸は英語で oxalic acid というが、カタバミ属 (Oxalis) の葉から単離されたことに由来する。


オキザリスの例

・オキザリス・ペスカプラエ　Oxalis pes-caprae
　　　別名：オオキバナカタバミ（大黄花片喰）
　　　欧米：オキザリス・セルヌア

・オキザリス・ブラジリエンシスOxalis　brasiliensis Lodd
　　　濃いピンクの大輪花
花の少ない冬に咲くので園芸用に好まれる。可愛らしい花色と丈夫な性質から各地で栽培され、逸脱したしたものが各地で見られる。

・オキザリス・バリアピリスOxalis variabilis Jacq ＝オキザリス・プルプレア　O・purpurea
　 別名：フヨウカタバミ（芙蓉片喰）　
　　　　　オキザリス白
南アフリカ、ケープ地方が原産。ピンク、白、淡い紫紅色など、色彩豊かな花々が多い。花は直径３ｃｍ程にもなり、花の中心部、基部が黄色い。耐寒性と丈夫な性質から、各地で野性化したものが見られる

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・山渓名前図鑑　野草の名前　春　高橋勝雄著　（山と渓谷社）
　　・日本の野生植物　草本�供癖針渕辧�








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