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ヒマラヤの青いケシ "メコノプシス"

商品写真
上・下:白馬五竜高山植物園

ヒマラヤの青いケシ
メコノプシス Meconosis grandis Prain
  真正双子葉植物 Eudicots>基部真正双子葉植物 Basal Eudicots
    キンポウゲ目 Ranunculales
      ケシ科 Papaveraceae ケシ属 Papaver


     ブルーポピー
     高山植物

 
メコノプシス属はヒマラヤ、中国の山岳地帯の針葉樹林帯の上部から亜高山帯、高山帯の岩場に
45種ほどの種類が自生する。ヨーロッパ西部にも小さな黄色い花の一種のみが野生するが、ヒマラヤから中国のメコノプシスは大輪で青い花が多い。

ヒマラヤの青いけしとして有名な秘境の花である。青い花以外にも白、黄、紫赤の花も見られる。中でも最も有名なのは青いケシ、メコノプシス・グランディス。ブルーポピー(青いケシ)の代表。青い花はことのほか美しい。3000m級のネパール、チベット高地が原産のため暑さには特に弱い。平地では育たない。このPhotoも白馬五竜高山植物園で撮ったものである。花の後は紡錘状の実になり、普通のケシの実とは随分異なった形をしている。薬用にはならないが珍しいので掲載した。

参考文献
  ・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
  ・咲くやこの花館ガイドブック (財団法人 大阪市公園協会)

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