コバイケソウ（小梅�濮陝�

商品写真
上･中：立山　室堂　雪渓を背景に　
中・下：立山　室堂コバイケソウの花と、花の拡大

コバイケソウ（小梅�濮陝�Veratrum　 stamineum　var gladrum
　　単子葉植物　Monocots
　　　ユリ目 Liliales
　　　　　シュロソウ科　Melanthiaceae (←ユリ科 Liliaceae )　シュロソウ属 Veratrum

高山植物

名前の由来：梅の花に似た小さいケイ（��:ランの仲間で葉の幅が広く、シランに近い種類）の意味


日本特産の植物。バイケイソウに形態は似るが白い花穂が目立つ。より高山の高所、やはり湿地帯に群生し見事な景観を作る。
お花畑を彩る高山植物の代表的な存在として知られている。高山の草原を埋め尽くすような大群落を造るが、毎年大群落で咲くわけではない。年により花が盛大に咲くときと余り咲かない年がある。３〜４年を１つの周期として群落を形成し年によって花の多寡がある。当たり年の景観は見事だ。（有毒であることはバイケイソウと同じ。）高山植物のため、薬用にも実用面からも利用されないが、バイケイソウとの比較のため掲載した。
　
　　コバイケソウ葉芽
Photo:立山室堂の雪渓が消えた湿地に芽生えたコバイケソウの株

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）　　　　
　　・野草の名前　夏　高橋勝雄著（山と渓谷社）
　　・山の花�機併海鳩銘�社）

（コメント）
従来、日本で長く親しまれてきた植物の分類体系は、近年遺伝子DNAに基づく新分類体系､APG�景�類が用いられるようなってきている。
その結果従来　ユリ科とされていたバイケイソウやコバイケソウはシュロソウ科が新たに創設され独立したため、シュロソウ科に移動した。

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