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上:山之辺の道のブドウ畑
中・下:東京都文京区 小石川植物園 「メンデルのブドウ」
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ブドウ目
Vitales
ブドウ科
Vitaceae
ブドウ属
Vitis
利用部分
:果実
利用
:生食、ワイン醸造
名前の由来
:漢名の葡萄から。
ウズベキスタン地方の言葉でブダウァbudawaが中国に伝わりブタオ
(蒲桃、蒲陶)と呼ばれ、後、葡萄となったとされている。
ブドウの栽培は世界的に見ると、他の果物より群を抜いて古く、他のどの果実よりも広い地域で多くの品種が栽培される。
主な栽培品種はヨーロッパ種Vitis viniferaとアメリカ種Vitis labrusca 、およびこれらの交配種 Vitis labruscana
に大別される。ヨーロッパ種の先祖は西スペイン、フランス、コーカサスを経て、東はアフガニスタン、天山山脈に至る広い地域に野生するヤセイヨーロッパブドウVitis silvestris Gmel と言われている。栽培が行われる以前からこれらの地域の人々はブドウ酒づくりに利用していた。
ウイニフェラviniferaはブドウ酒を生ずるラテン語から派生している。
分布地区が広かっただけに各地で多くの品種が生み出され、それらはまた黒海系、西欧系、東洋系の3グループに大別される。東洋系はトルコから中央アジアにかけての砂漠地帯のオアシスで生まれた古い品種群で、日本の甲州ブドウはこの系統の流れを汲んでいる。アメリカブドウの系統は、北アメリカ大陸原産の野生ブドウを先祖にしている。
世界のブドウ生産の約80%はワイン用原料だが、日本国内では逆にワイン用は少なく葯80%が生食用になっている。
ブドウの栄養価は高く特に多いのが、ブドウ糖と果糖で吸収は早くエネルギーに変換するため疲労回復に役立つ.皮や種に含まれるアントシアニンやカテキン、タンニンは抗酸化作用があり細胞の酸化を防止し、動脈硬化や老化防止に働く。水溶性食物繊維のペクチンやナトリウム排出効果のあるカリウムも多く、便秘や高血圧の予防も期待できる。
メンデルゆかりのブドウ
東京都文京区の小石川植物園には遺伝学の基礎を築いたメンデル(1822-1884)が実験に用いたブドウの分株が植えられている。
植物園の2代目園長の三好 學氏が大正2(1913)年チェコのブルノーにメンデルが在職した修道院を訪ねたとき、旧実験園に残っていたブドウの分株を依頼したところ、その要望により同施設から送られてきた。以来、小石川植物園ではメンデルのブドウとして大切に保護し栽培している。(小石川植物園 メンデルのブドウ説明板参考)
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・食材図典 (小学館)
・食材事典 原田孝子監修 (学研)
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ブドウ目 Vitales
ブドウ科 Vitaceae ブドウ属 Vitis
利用部分 :果実
利用 :生食、ワイン醸造
名前の由来:漢名の葡萄から。
ウズベキスタン地方の言葉でブダウァbudawaが中国に伝わりブタオ
(蒲桃、蒲陶)と呼ばれ、後、葡萄となったとされている。
ブドウの栽培は世界的に見ると、他の果物より群を抜いて古く、他のどの果実よりも広い地域で多くの品種が栽培される。
主な栽培品種はヨーロッパ種Vitis viniferaとアメリカ種Vitis labrusca 、およびこれらの交配種 Vitis labruscanaに大別される。ヨーロッパ種の先祖は西スペイン、フランス、コーカサスを経て、東はアフガニスタン、天山山脈に至る広い地域に野生するヤセイヨーロッパブドウVitis silvestris Gmel と言われている。栽培が行われる以前からこれらの地域の人々はブドウ酒づくりに利用していた。
ウイニフェラviniferaはブドウ酒を生ずるラテン語から派生している。分布地区が広かっただけに各地で多くの品種が生み出され、それらはまた黒海系、西欧系、東洋系の3グループに大別される。東洋系はトルコから中央アジアにかけての砂漠地帯のオアシスで生まれた古い品種群で、日本の甲州ブドウはこの系統の流れを汲んでいる。アメリカブドウの系統は、北アメリカ大陸原産の野生ブドウを先祖にしている。
世界のブドウ生産の約80%はワイン用原料だが、日本国内では逆にワイン用は少なく葯80%が生食用になっている。
ブドウの栄養価は高く特に多いのが、ブドウ糖と果糖で吸収は早くエネルギーに変換するため疲労回復に役立つ.皮や種に含まれるアントシアニンやカテキン、タンニンは抗酸化作用があり細胞の酸化を防止し、動脈硬化や老化防止に働く。水溶性食物繊維のペクチンやナトリウム排出効果のあるカリウムも多く、便秘や高血圧の予防も期待できる。
メンデルゆかりのブドウ
東京都文京区の小石川植物園には遺伝学の基礎を築いたメンデル(1822-1884)が実験に用いたブドウの分株が植えられている。
植物園の2代目園長の三好 學氏が大正2(1913)年チェコのブルノーにメンデルが在職した修道院を訪ねたとき、旧実験園に残っていたブドウの分株を依頼したところ、その要望により同施設から送られてきた。以来、小石川植物園ではメンデルのブドウとして大切に保護し栽培している。(小石川植物園 メンデルのブドウ説明板参考)
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・食材図典 (小学館)
・食材事典 原田孝子監修 (学研)