チョウマメ（蝶豆）

商品写真
上：大阪市立大学附属植物園
中･下：日本新薬　山科植物資料館　花と若い莢、下は白い花

チョウマメ（蝶豆）Clitoria ternatea Linne.
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　　　マメ目Fabales
　　　　　マメ科Fabaceae（Leguminosae）　チョウマメ属 Clitoria

別名：クリトリア（クリトリア・テルナテア）英名：バタフライ・ピー

利用部分　：�‘Σ漫´�茎、葉　��根　�げ屐　�
利用　　　：�／�用　�∋�料　�Ｌ�用　�だ�料　
名前の由来：大きな花が蝶に似ているため

インドから東南アジアにかけての熱帯地域に分布する、つる性の１年草。大きな青い花は特徴ある形とともに一際あざやかで、美しい。
花はマメ科植物特有の蝶形の花弁、大きい方の旗弁が普通と違い倒生し下に垂れ下がるのが特徴。旗弁と翼弁が組み合わされ、中に小さな竜骨弁が存在する。日本には野生せず、江戸時代後期の「草木図説」に記載されていることから、すでにこの頃までには渡来していたと考えられる。葉は飼料に使用される。
花の奇抜な美しさから、主に園芸用、観賞用に栽培されるが、花の後、長さ１０ｃｍ前後の若いインゲン豆に似た豆果の莢は野菜として食べられる。中に１０個程の種子が入っている。
花は青花、白花とあり青い花は青色色素デルフィニディンが含まれるので、青色の染料やリトマス試験液の代用にされたこともあった。根にはサポニン、フラボノイド、アルカロイドが含まれ強力な下剤になる。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）

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