ムラサキツメクサ（紫詰草）

商品写真
上：志賀高原　白い花はシロツメグサ　
下：　花の塊の直ぐ下に小さな葉が付く　

ムラサキツメクサ（紫詰草）Trifolium pratense Linne　　
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　　マメ目Fabales
　　　　　マメ科Fabaceae（Leguminosae）　シャジクソウ属 Trifolium　

アカツメクサ（赤詰草）ともレッドクローバとも

利用部位　：�〜漢陝´�花穂）　　　
利用　　　：�）卅陝´▲蓮璽屮謄�、サプリメント　　　　　
名前の由来：16世紀後半、オランダからガラス器が送られてきたとき、ガラス器が壊れないよう
　　　　　　干し草が詰めてあり、その中の種子から発芽したのでツメクサ（詰草）の名がある。
　　　　　　花の色が紫紅色であることからムラサキウメクサ、アカツメグサの名がある。


クローバの代表的なもののひとつ。シロツメクサやクリムゾンクローバーの近縁種。
原産地はヨーロッパ東南部とトルコで１５〜１６世紀、スペインで栽培され後フランス、イギリスへ伝わり土壌改良草として、また飼料作物としてヨーロッパの農業発展に大きく貢献した。現在でも重要な牧草で、日本へは明治初年、牧草として北海道へ導入された。現在は各地で野生化している。
草丈３０〜５０ｃｍ。夏、茎の先端に葉の付け根から５０〜１００の小花の花を円形か楕円形の穂のようにつける。近縁種のシロツメクサ（一般にクローバと呼ばれている）と花の色で区別もされるが一番大きな違いは、ムラサキツメクサ（アカツメクサ）の花は何枚かの葉の上に乗っているように附く。シロツメクサの花は花のかたまりの下に長い茎があり葉がないのが特徴。

薬草、ハーブに利用するのはムラサキツメクサの蕾の花穂。アメリカの民間薬として利尿、去痰に呼吸器、皮膚の疾患に使用されていた。マメ科植物に特徴な女性ホルモン、イソフラボンが含まれている。

主な成分
　フェノール配糖体、フラボノイド（イソフラボン）クマリン、　　　　

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・野草の名前　春　高橋勝雄　解説（山と渓谷社）
　　・ハーブ　亀田龍吉著　（山と渓谷社）
　　・おいしい山菜　ハンドブック　おくやまひさし著　文一総合出版


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