クルミ／オニグルミ（鬼胡桃）

商品写真
上：服部緑地都市緑化植物園　オニグルミの実
中：安曇野大王わさび園
下：生駒山

クルミ／オニ／グルミ（鬼胡桃）Juglans mandshurica　Maxim subsp sieboldiana　Kitamura
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　ブナ目Fagales
　　　　　クルミ科 Juglandaceae　クルミ属 Juglans
　
　英名：Walnut、Black walnut

生薬名　　：コトウニン（胡桃仁)
利用部位　：�ー鏤辧併厖嬋�分）　�∈�
利用　　　：�〔�用、食用　　��築材、家具材、銃床、
名前の由来：縄文時代以来、人々の食料源は主にコノミ（木の実）であったであろう。
　　　　　　コノミを語源とするなど諸説あり定かではない。

クルミやペカンなどクルミ科の植物の種子は脂肪分に富み、栄養価の高いナッツとして世界的に親しまれている。
日本でも栽培されたり、野生化して各地で見受けられるオニグルミ。北は北海道から南は九州にいたるまで、比較的暖かい地方の川べりなど多く生育している。雌雄同株の落葉高木。葉は大きな奇数羽状複葉になっている。雌花は枝先に頂生するが、雄花は葉の脇から長く垂れ下がる。長いもので３０ｃｍにもなる。風で花粉が運ばれて受粉する風媒花である。

秋、丸い実がなる。熟しても破れることなく落果する。食べられる部分は固い核の中の子葉で脂肪分に富み栄養価が高い。和え物料理やお菓子に大いに利用される。また森の動物たちの貴重な食料にも成っている。脂肪分の殆どはリノール酸、リノレン酸の不飽和脂肪酸、その他、タンパク質、ビタミンＢ１、Ｂ２、Ｂ６、Ｂ１２、ビタミンＥ、鉄分、ミネラルなどを含む健康食品である。
漢方では栄養源として、滋養強壮、疲労回復に用いられたり、鎮咳薬にされたりする。認知症の機能にもよいとされる。
　　　　　オニクルミ殻果
参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・薬用植物学各論　木村康一・木島正夫共著　（広川書店）
　　・日本の野生植物　木本　�機　癖針渕辧�

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