シロダモ(白だも)

商品写真
上・中：生駒　緑の文化園
下：奈良　竹之内街道　シロダモの花と前年になった実。　

シロダモ(白だも)Neolitsea cuneifolia (Koidz.) Koidz
　 被子植物 Angiosperms
　 　 被子植物基底群　Basal Angiosperms　＞ モクレン類 Magnoliids
　　　　クスノキ目 Laurales
　　　　　　クスノキ科 Lauraceae　シロダモ属 Neolitsea

別名：シロタブ、タマガラ

利用部分　：�ー鏤辧´⊆�木
利用　　　：�，弔徒�原料、ロウソク　��庭木
名前の由来：葉の裏が白く、タブの木に似ているので、タブがタモに変化。

宮城、山形以南の本州、四国、九州の山野に自生する暖地性、常緑の高木。台湾、朝鮮半島南部、中国中南部の暖地に分布する。樹高は１０ｍほど。葉は長さ８〜１７ｃｍの長楕円形、革質で葉の裏面は分泌される蝋物質のため白っぽい。雌雄異株１０月頃、葉腋に黄色い小花が密集して咲く。翌年の秋に楕円形の赤い実がみられる。
花と前年咲いた花後の実が同時に見られるという、ちょっとユニークな木だ。

種子から油が採れる。搾って昔は灯火用に、またロウソクの原料に用いた。クスノキ科であることから良い香りがし性質が強いので屋敷の防風樹や防風林としても植栽される。材は薪炭用や木材としても利用される。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）
　　・日本の樹木（山と渓谷社）
　　・日本の野生植物　木本�機癖針渕辧�



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