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トクサ科
スギナ(杉菜 )とツクシ(土筆)
上:中津川市阿智村 ツクシとスギナ
中・下:河川敷のスギナ
スギナ(杉菜 )とツクシ(土筆)
Equisetum arvense
Linne
シダ植物門
Pteridophyta
トクサ亜綱
Equisetidae
トクサ目
Equisetales
トクサ科
Equisetaceae
トクサ属
Equisetum
ツクシ誰の子 スギナの子 胞子茎はツクシ
生薬名
:
モンケイ(問荊)
利用部分
:全草
利用
:民間薬
名前の由来
:全草がスギの葉の形に似るのと、胞子茎(ツクシ)は食べられるので“菜”がつく
温帯に広く生育する。日本では日当たりのよい路傍に普通に見られるシダ類。普通のシダのイメージとは違う形態だが、春に淡褐色の胞子茎「ツクシ(土筆)」を出し胞子で増える。ツクシは胞子を飛び散らした後、すぐに枯れてしまう。間もなくその付近から緑のスギナが芽を出し夏にかけて繁茂するなど
シダ植物特有の世代交番
を行う。ツクシの親といった方が分かりやすい。
多年草で地下茎でも増える。主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の枝を輪生させ、枝は分岐しない。畑にも広がるので耕作地では取り除くのに苦労する雑草扱いだが、「フキノトウ」とともに春の訪れをいち早く告げる「ツクシ(土筆)」の栄養茎。葉は退化して鱗片状になっていて鮮やかな緑は茎に相当する。鮮やかな緑で光合成を行い地下の根茎に蓄える。スギナもツクシも同じ地下茎から伸び出る。
ツクシハは繁殖を、スギナは栄養を作りだすなど役割分担をしている。
スギナの全草を乾燥したものをモンケイ(問荊)といい、多量のケイ酸、脂肪、及びサポニンのエクイセトニ(equisetonin)お含み、民間薬では膀胱炎 前立腺炎、尿道炎、夜尿症などの利尿剤にされる。
成分
・ミネラル:ケイ酸、ケイ酸塩、カリウム、アルミニウム、マグネシウムなど
・アルカロイド:nicotine、palustrine、 palustrinine
・フラボノイド:isoquercitrin 、equietrin、 kaempferol、 apigenin
・ステロール :cholesterol isofucostrol campesterol
その他dimethylsulphone polyene acid、サポニン、アコニチン酸など
効能
止血作用、収斂作用、抗炎症作用、利尿作用、白血球増加作用、創傷治癒作用などがあり
止血、抗がん、発熱、浮腫、淋病、痛風、消化不老、結核の体質改善に
(心臓、腎臓に機能障害がある場合は使用禁忌。)
ツクシ(土筆) スギナの胞子茎
河川敷きに芽吹いたツクシ
名前の由来
:ツクシの形が筆に似ているのと土際にはえるので
ツクシ(土筆)はスギナの胞子茎で薄茶色。「袴」と呼ばれる茶色の輪状の鱗片状の部分が葉に相当し茎を取り巻いている。胞子を放出し次世代を残す繁殖の役割をする。「ツクシ(土筆)」は春の山菜として好まれている。胞子を散らす前の若いツクシの袴を取って茹でて”アク”を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮、油いためなどにする。 胞子の入った部分は苦いので苦手な人は取り除いた方がよい。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・野草の名前 春 高橋勝雄 解説(山と渓谷社)・食材図典 (小学館)
・おいしい山菜 ハンドブック おくやまひさし著 文一総合出版
・家庭の民間薬・漢方薬 水野瑞夫・米田該典共著(新日本法規)
・山野草 ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・漢方あれこれ 読売新聞編 浪速社
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社
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カキノキ科
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アオキ科
ムラサキ科
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リンドウ科
キョウチクトウ科
ナス科
ヒルガオ科
モクセイ科
イワタバコ科
キツネノマゴ科
ゴマ科
クマツヅラ科
ノウゼンカズラ科
シソ科
ハマウツボ科
オオバコ科
ハナイカダ科
モチノキ科
ウコギ科
セリ科
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レンプクソウ科
スイカズラ科
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シダ植物門 Pteridophyta
トクサ亜綱 Equisetidae トクサ目 Equisetales
トクサ科 Equisetaceae トクサ属 Equisetum
ツクシ誰の子 スギナの子 胞子茎はツクシ
生薬名 :モンケイ(問荊)
利用部分 :全草
利用 :民間薬
名前の由来:全草がスギの葉の形に似るのと、胞子茎(ツクシ)は食べられるので“菜”がつく
温帯に広く生育する。日本では日当たりのよい路傍に普通に見られるシダ類。普通のシダのイメージとは違う形態だが、春に淡褐色の胞子茎「ツクシ(土筆)」を出し胞子で増える。ツクシは胞子を飛び散らした後、すぐに枯れてしまう。間もなくその付近から緑のスギナが芽を出し夏にかけて繁茂するなどシダ植物特有の世代交番を行う。ツクシの親といった方が分かりやすい。
多年草で地下茎でも増える。主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の枝を輪生させ、枝は分岐しない。畑にも広がるので耕作地では取り除くのに苦労する雑草扱いだが、「フキノトウ」とともに春の訪れをいち早く告げる「ツクシ(土筆)」の栄養茎。葉は退化して鱗片状になっていて鮮やかな緑は茎に相当する。鮮やかな緑で光合成を行い地下の根茎に蓄える。スギナもツクシも同じ地下茎から伸び出る。ツクシハは繁殖を、スギナは栄養を作りだすなど役割分担をしている。
スギナの全草を乾燥したものをモンケイ(問荊)といい、多量のケイ酸、脂肪、及びサポニンのエクイセトニ(equisetonin)お含み、民間薬では膀胱炎 前立腺炎、尿道炎、夜尿症などの利尿剤にされる。
成分
・ミネラル:ケイ酸、ケイ酸塩、カリウム、アルミニウム、マグネシウムなど
・アルカロイド:nicotine、palustrine、 palustrinine
・フラボノイド:isoquercitrin 、equietrin、 kaempferol、 apigenin
・ステロール :cholesterol isofucostrol campesterol
その他dimethylsulphone polyene acid、サポニン、アコニチン酸など
効能
止血作用、収斂作用、抗炎症作用、利尿作用、白血球増加作用、創傷治癒作用などがあり
止血、抗がん、発熱、浮腫、淋病、痛風、消化不老、結核の体質改善に
(心臓、腎臓に機能障害がある場合は使用禁忌。)
ツクシ(土筆) スギナの胞子茎
河川敷きに芽吹いたツクシ
名前の由来:ツクシの形が筆に似ているのと土際にはえるので
ツクシ(土筆)はスギナの胞子茎で薄茶色。「袴」と呼ばれる茶色の輪状の鱗片状の部分が葉に相当し茎を取り巻いている。胞子を放出し次世代を残す繁殖の役割をする。「ツクシ(土筆)」は春の山菜として好まれている。胞子を散らす前の若いツクシの袴を取って茹でて”アク”を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮、油いためなどにする。 胞子の入った部分は苦いので苦手な人は取り除いた方がよい。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・野草の名前 春 高橋勝雄 解説(山と渓谷社)・食材図典 (小学館)
・おいしい山菜 ハンドブック おくやまひさし著 文一総合出版
・家庭の民間薬・漢方薬 水野瑞夫・米田該典共著(新日本法規)
・山野草 ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・漢方あれこれ 読売新聞編 浪速社
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社