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ウラボシ科
ノキシノブ(軒忍)
上:柳生の里 石垣に着生するノキシノブ スミレと共に
中・下:足立美術館茶室の門に
ノキシノブ(軒忍)
Lepisorus thunbergianus
Ching
シダ植物門
Pteridophyta
大葉シダ
薄嚢シダ亜綱
Polypodiidae
ウラボシ目
Polypodiales
ウラボシ科
Polypodiaceae
ノキシノブ属
Lepisorus
生薬名
:
ガイ(瓦葦)
利用部分
:全草
利用
:民間薬
名前の由来
:屋根の軒端に生えることから
屋根の軒先に良く生えていたので軒の名が付くが、樹の幹、岩の上などにも着生する。
全国各地、その他台湾、朝鮮半島、中国にも分布する。
古くから日本人に親しまれ万葉集、枕草子、紀貫之の記述にも見られるほど身近な存在であったことが推測される。
万葉の頃は、シダクサ(小太草)の名で、紀貫之の記述では コトナシクサ(事無草)の名が見られるが、いずれも現在のノキシノブを指す。
茎が強く、横に這いよく樹皮や岩面、軒端などに生える多年草。葉の裏面の上部に中央脈を挟んで2列に並んだ円形の胞子嚢群が見える。これが成長すると胞子嚢が破れ中の胞子が飛び出し風で運ばれ分布を広げる。藁葺き屋根などが在った時代は風で飛ばされた胞子が着生し自然に生えた。いかにも侘びた感じは風流人に好まれ、この感じを出すため、門の軒などに植えることもある。
全草を陰干ししたものを、利尿薬として、浮腫などに民間薬として利用される。
万葉集 巻11 2475
吾が宿は軒の子太草生ふれども恋忘れ草見るに未だ生いず
紀貫之の記述
かざすともたちとたちにし我が名にはことなしぐさのかいやなからん
コトナシグサは冠に挿して、無事を願うまじないに用いたことが伺える。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・家庭の民間薬・漢方薬 水野瑞夫・米田該典共著(新日本法規)
・山野草 ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社
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シダ植物門 Pteridophyta 大葉シダ
薄嚢シダ亜綱 Polypodiidae
ウラボシ目 Polypodiales
ウラボシ科 Polypodiaceae ノキシノブ属 Lepisorus
生薬名 :ガイ(瓦葦)
利用部分 :全草
利用 :民間薬
名前の由来:屋根の軒端に生えることから
屋根の軒先に良く生えていたので軒の名が付くが、樹の幹、岩の上などにも着生する。
全国各地、その他台湾、朝鮮半島、中国にも分布する。
古くから日本人に親しまれ万葉集、枕草子、紀貫之の記述にも見られるほど身近な存在であったことが推測される。
万葉の頃は、シダクサ(小太草)の名で、紀貫之の記述では コトナシクサ(事無草)の名が見られるが、いずれも現在のノキシノブを指す。
茎が強く、横に這いよく樹皮や岩面、軒端などに生える多年草。葉の裏面の上部に中央脈を挟んで2列に並んだ円形の胞子嚢群が見える。これが成長すると胞子嚢が破れ中の胞子が飛び出し風で運ばれ分布を広げる。藁葺き屋根などが在った時代は風で飛ばされた胞子が着生し自然に生えた。いかにも侘びた感じは風流人に好まれ、この感じを出すため、門の軒などに植えることもある。
全草を陰干ししたものを、利尿薬として、浮腫などに民間薬として利用される。
万葉集 巻11 2475
吾が宿は軒の子太草生ふれども恋忘れ草見るに未だ生いず
紀貫之の記述
かざすともたちとたちにし我が名にはことなしぐさのかいやなからん
コトナシグサは冠に挿して、無事を願うまじないに用いたことが伺える。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・家庭の民間薬・漢方薬 水野瑞夫・米田該典共著(新日本法規)
・山野草 ハンドブック 伊沢一男著(主婦の友社)
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社