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モチノキ(黐の木)
上・下:京都府立植物園 実をつけたモチノキ
モチノキ(黐の木)
Ilex integra
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Asterids
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Campanulids
モチノキ目
Aquifoliale
s
モチノキ科
Aquifoliaceae
モチノキ属
Ilex
トリモチ(鳥黐)
生薬名
:
ホンモチ(本黐)
利用部分
:樹皮
利用
:鳥もち、染料
名前の由来
:樹皮から鳥もちがつくれるので
モチノキ属は世界の暖帯に多く見られ、中国西南部が分布の中心になる。日本には約20種が知られている。
モチノキは日本原産
で山形、宮城、琉球列島までの沿岸部と朝鮮半島南部、中国舟山列島に分布する常緑小高木。
樹高は15mにもなり庭木に好まれる。雌雄異株。春4月頃目立たない淡い緑黄色の4花弁、がく片が4枚の小さな花が密集して咲く。雄花には雄しべが4本。雌花には雌しべが1本。退化した小さな雄しべ4本がある。
晩秋直径1cm位の球形の実がなり次第に赤く熟れる。野鳥の餌になり分布を広げてもらう。皮肉なことに樹皮からは鳥や虫を捕らえる鳥もちが得られる。
5月頃樹皮を剥ぎ取り水に浸けて腐朽させたのち、臼でつき砕き水にさらすと、水に不溶の鳥もち成分だけが残り、更に繊維質を取り除くと鳥もちだけになる。和歌山、奈良、三重県などが主な生産地でホンモチ(本黐)を造っている。
ホンモチ(本黐)は、蝋質、樹脂、弾性ゴム物質、粘質物からなり、絆創膏基礎材として、またペイントにも混入される。
ホンモチはその他本邦暖地に自生する同じモチノキ属のクロガネモチ、イシモチ、ナナメノキからも得られる。樹皮は染色にも利用される。
モチノキの材は淡緑白で堅く、緻密で材に狂いが生じす光沢もあるので、印材、櫛、ろくろ細工に利用される。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・最新生薬学 刈米達夫著(広川書店)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・日本の樹木(山と渓谷社)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社
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キキョウ群Campanulids
モチノキ目Aquifoliales
モチノキ科 Aquifoliaceae モチノキ属 Ilex
トリモチ(鳥黐)
生薬名 :ホンモチ(本黐)
利用部分 :樹皮
利用 :鳥もち、染料
名前の由来:樹皮から鳥もちがつくれるので
モチノキ属は世界の暖帯に多く見られ、中国西南部が分布の中心になる。日本には約20種が知られている。モチノキは日本原産で山形、宮城、琉球列島までの沿岸部と朝鮮半島南部、中国舟山列島に分布する常緑小高木。
樹高は15mにもなり庭木に好まれる。雌雄異株。春4月頃目立たない淡い緑黄色の4花弁、がく片が4枚の小さな花が密集して咲く。雄花には雄しべが4本。雌花には雌しべが1本。退化した小さな雄しべ4本がある。
晩秋直径1cm位の球形の実がなり次第に赤く熟れる。野鳥の餌になり分布を広げてもらう。皮肉なことに樹皮からは鳥や虫を捕らえる鳥もちが得られる。
5月頃樹皮を剥ぎ取り水に浸けて腐朽させたのち、臼でつき砕き水にさらすと、水に不溶の鳥もち成分だけが残り、更に繊維質を取り除くと鳥もちだけになる。和歌山、奈良、三重県などが主な生産地でホンモチ(本黐)を造っている。
ホンモチ(本黐)は、蝋質、樹脂、弾性ゴム物質、粘質物からなり、絆創膏基礎材として、またペイントにも混入される。
ホンモチはその他本邦暖地に自生する同じモチノキ属のクロガネモチ、イシモチ、ナナメノキからも得られる。樹皮は染色にも利用される。
モチノキの材は淡緑白で堅く、緻密で材に狂いが生じす光沢もあるので、印材、櫛、ろくろ細工に利用される。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・最新生薬学 刈米達夫著(広川書店)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・日本の樹木(山と渓谷社)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・植物分類表 大場秀章 編著 アボック社