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イチゴ(苺) Strawberry

商品写真
上:奈良平群町 イチゴの露地栽培
下:露地植え ビニールトンネルがされていた

イチゴ(苺)Strawberry
イチゴ(苺) Fragaria ananassa

真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>バラ類Rosids>マメ群Fabids
   バラ目 Rosales
      バラ科 Rosales キジムシロ属Potentilla (オランダイチゴFragaria )

苺は誰でも好く人気の高い果物。1960年頃までは5月〜6月にかけての初夏の味覚だったが、いまや食生活の変化、生活のゆとり、高度化により需要は格段に増加した。
それに伴い栽培技術の進歩、品種改良により多くの品種が生み出され、殆ど1年中栽培される。

イチゴの食べている赤い部分は花托で偽果と呼ばれる部分。イチゴの本当の実は果肉の表面についているブツブツ。従ってブツブツがはっきりしているものが良品。
赤く愛らしい格好、美味しい味、生食は無論、ケーキの飾り、ジャムやジュース、プリザールなどの加工品にと用途は広い。

特徴はなんと言っても、多量に含まれるビタミンC(62mg/100g)。ビタミCには抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ、動脈硬化の原因であるコレステロールの沈着、過酸化脂質の増加を抑制することで、老化や動脈硬化予防が期待できる。
イチゴの赤い色素はアントシアニン、此れも抗酸化作用があり老化防止のほか、眼精疲労の回復が規定できる。その他赤血球を作る葉酸、鉄分も含み、貧血の予防改善に有効である。その他塩分排出効果のあるカリウム、食物繊維のペクチも含まれる。

ーイチゴ温室栽培ー
手入れや収穫がしやすいようにと、棚形式で栽培されている。
     イチゴ花栽培

参考文献
  ・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
  ・食材図典  (小学館)

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