カルドン

商品写真
上・下:武田薬品 京都薬用植物園 葉の先や苞には鋭いトゲがある。

カルドンCynara cardunculus
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids
>キキョウ群Campanulids
  キク目Asterales
     キク科Asteraceae チョウセンアザミ属Cynara  

利用部分:葉柄 蕾 花
利用  :食用、観賞用

ヨーロッパ、アジア中央部が原産。草丈1〜2m以上になる巨大な葉と花。同種のアーティチョークの原種といわれている。
花や葉、全体の外観はアーティチョークそっくりで見分けがたいが、深いきれこみがある葉の先端、花の蕾につく総苞片(ガクに相当)の先端は鋭い棘がある。
アーティチョークではトゲがない無いので見分けられる。野菜用に改良されたアーティチョークと同じように食べれる。
葉柄を軟白栽培して塩茹でにして食べる。蕾はアーティチョークの代用に用いても良い。
但しいずれにも鋭い棘があるので取り扱いには要注意。

近縁種のア−ティチョーク

アーティチョーク3
武田薬品 京都薬用植物園   アーティチョークの花 葉や苞片にはトゲがない。

参考文献
  ・ハーブ 亀田龍吉著 (山と渓谷社)

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