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タチバナ(橘)
上:大阪市立長居植物園 タチバナの花 中:青い実
下:奈良興福寺 南円堂の”右近の橘”
タチバナ(橘)
Citrus tachibana
(Makino) Tanaka
真正双子葉類
Eudicots
>中核真正双子葉類
Core Eudicots
>バラ類
Rosids
>アオイ群
Malvids
ムクロジ目
Sapindales
ミカン科
Rutaceae
ミカン属
Citrus
利用部分
:果実
利用
:加工食品 観賞用(樹木)
名前の由来
:古事記によると第11代垂仁天皇は田道間守(たぢまもり)に命じ非時香菓
(ときじくのかくのこのみ)を求めさせた。この木を持ち帰った田道間守に因み、
たじまもり→ たじま花(はな) → たじば→” たちばな”になったという説 がある。
古事記によると田道間守が常世の国から持ち帰ったのはタチバナであったとされるがタチバナは日本に古くから自生していた日本固有のカンキツ類。本州の和歌山県、三重県、山口県、四国地方、九州地方の海岸に近い山地にまれに自生する。
しかし年々その自生地は減少傾向だそうだ。
果実は酸味が強く、生食には不向き。ママレードなどに利用される。
実用面での利用は限られるが、タチバナが文化的、美術的に果たした役割は大きい
。
花も実も香り高く常緑樹であることから永遠を象徴する
長寿瑞祥の樹
として、文様のデザイン、家紋にまた社寺の社殿の前面に植えられる。京都御所紫宸殿には、サクラと共に左右に植えられ、
右近の橘、左近の桜と称される。藤原氏の氏寺、興福寺では”左近の桜”ではなく左近は藤が植えられている。各界の功労者に送られる文化勲章のデザインもタチバナの花を象っている。
タチバナの家紋
Photo:篠山市武家屋敷 安間家資料館 展示
タチバナの近縁種にはコウライタチバナ(C. nipponokoreana)がありタチバナとユズの交配種と言われていて萩市と韓国の済州島にのみ自生する。
萩市笠山にはわずか5本の成木が自生しているのみで絶滅危惧1A類に指定され、国の天然記念物となっている。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房)
・山渓カラー名鑑 日本の樹木 (山と渓谷社)
・万葉の花 松田修著 (保育社)
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ハナイカダ科
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ウコギ科
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トベラ科
レンプクソウ科
スイカズラ科
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ミツガシワ科
キク科
真正双子葉類Eudicots >中核真正双子葉類Core Eudicots >バラ類Rosids>アオイ群Malvids
ムクロジ目Sapindales
ミカン科Rutaceae ミカン属 Citrus
利用部分 :果実
利用 :加工食品 観賞用(樹木)
名前の由来:古事記によると第11代垂仁天皇は田道間守(たぢまもり)に命じ非時香菓
(ときじくのかくのこのみ)を求めさせた。この木を持ち帰った田道間守に因み、
たじまもり→ たじま花(はな) → たじば→” たちばな”になったという説 がある。
古事記によると田道間守が常世の国から持ち帰ったのはタチバナであったとされるがタチバナは日本に古くから自生していた日本固有のカンキツ類。本州の和歌山県、三重県、山口県、四国地方、九州地方の海岸に近い山地にまれに自生する。しかし年々その自生地は減少傾向だそうだ。
果実は酸味が強く、生食には不向き。ママレードなどに利用される。
実用面での利用は限られるが、タチバナが文化的、美術的に果たした役割は大きい。
花も実も香り高く常緑樹であることから永遠を象徴する長寿瑞祥の樹として、文様のデザイン、家紋にまた社寺の社殿の前面に植えられる。京都御所紫宸殿には、サクラと共に左右に植えられ、右近の橘、左近の桜と称される。藤原氏の氏寺、興福寺では”左近の桜”ではなく左近は藤が植えられている。各界の功労者に送られる文化勲章のデザインもタチバナの花を象っている。
タチバナの家紋
Photo:篠山市武家屋敷 安間家資料館 展示
タチバナの近縁種にはコウライタチバナ(C. nipponokoreana)がありタチバナとユズの交配種と言われていて萩市と韓国の済州島にのみ自生する。
萩市笠山にはわずか5本の成木が自生しているのみで絶滅危惧1A類に指定され、国の天然記念物となっている。
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・花と樹の事典 木村陽一郎 監修 (柏書房)
・山渓カラー名鑑 日本の樹木 (山と渓谷社)
・万葉の花 松田修著 (保育社)