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クルミ/カシグルミ(菓子胡桃)
上・下:日本新薬 山科植物資料館 カシグルミの丸い実
クルミ/カシグルミ(菓子胡桃)
Juglans regia
Linne
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>中核真正双子葉植物
Core Eudicots
>バラ類
Rosids
>マメ群
Fabids
ブナ目
Fagales
クルミ科
Juglandaceae
クルミ属
Juglans
別名:ペルシャグルミ
英名:ウォルナッツWalnut、Black walnut、
利用部分
:①果実 ②樹皮 ③材
利用
:①食用、クルミ油原料 ②染料 ③家具材、銃床
名前の由来
:洋菓子の上にのっているウォルナッツの意味。
学名Juglansは“Jovis ジュピターのglans 果実”で古代ギリシャ・ローマなどはクルミ
など堅実をつける木をジュピター(ゼウス)に捧げたことから。
北半球の温帯を中心に分布し、脂肪分が多い栄養価が高いナッツとして世界中で好まれている。日本では、オニグルミ属のオニグルミ、ノグルミ属のノグルミ、サワグルミ属サワグルミがの3属3種が野生する。中でもクルミ属は20種程あり、その材は褐色で美しく、堅いが細工がしやすくしかも狂いが少ないという特徴から、家具材や、銃の銃床に用いられる。
カシクルミはヨーロッパ東部からアジア西部が原産で東北や長野県で食用に栽培される。ふつうクルミとして食用にされるのは、本種カシグルミ、手で簡単に硬い殻が割れるのが特徴。
花は風媒花で単性、雌雄同株。雄花は穂状に長く下垂するが、雌花は枝先に頂生する。球形の果実が実り、熟すと不規則に割れる。
古代に西域からシルクロードをへて中国に伝わり、栽培されている間に羽状複葉の小葉が少なくないテウチグルミになっていった。オニグルミは11~19枚の小葉の奇数羽状複葉、小葉は長楕円形で先が尖っているが、本種の小葉は5~9枚だが、5枚のものが多く、頂小葉はひときわ大きいのが特徴。
日本に自生するオニグルミ、ヒメグルミなどは古代から食用にされてきたが、殻が固く割りにくい上、果実は小さい。現在世界中で最も重宝されているのは本種、殻がうすく割りやすい。しかも食用になる“仁“の部分は大きい。
この変種に栽培種であるテウチグルミ(手打胡桃)Juglans regia Linne var orientis Kitamuraがあり、中国、朝鮮半島を経て渡来。カシグルミは明治期、欧米から導入された。両者を基に長野県で改良されたのがシナノクルミ(信濃胡桃)。種子が大きく、殻が薄い。
クルミはむき実をそのまま食べるだけでなくお菓子やパンの材料に加えると味に深みがでてくる。
栄養的にも優れていて、豊富に含まれるαリノレン酸は血栓や動脈硬化を予防する。カルシウム、マンガン、鉄など各種のミネラルも多く含んでいる。まさに“植物性の卵”といわれるように栄養バランスに優れている
栄養成分
・脂質約70%:オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)
・たんぱく質
・ミネラル:カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄
・ビタミン ビタミンE、参考文献
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・日本の樹木(山と渓谷社)
・食材図典 (小学館)
・食材事典 原田孝子監修 (学研)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・新食品成分表2017 (とうほう東京法令)
・日本薬草全書 水野瑞夫監修 田中俊弘編集(新日本法規)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)
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ツバキ科
カキノキ科
サクラソウ科
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リョウブ科
ツツジ科
トチュウ科
アオキ科
ムラサキ科
アカネ科
リンドウ科
キョウチクトウ科
ナス科
ヒルガオ科
モクセイ科
イワタバコ科
キツネノマゴ科
ゴマ科
クマツヅラ科
ノウゼンカズラ科
シソ科
ハマウツボ科
オオバコ科
ハナイカダ科
モチノキ科
ウコギ科
セリ科
トベラ科
レンプクソウ科
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キキョウ科
ミツガシワ科
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ブナ目Fagales
クルミ科Juglandaceae クルミ属Juglans
別名:ペルシャグルミ
英名:ウォルナッツWalnut、Black walnut、
利用部分 :①果実 ②樹皮 ③材
利用 :①食用、クルミ油原料 ②染料 ③家具材、銃床
名前の由来:洋菓子の上にのっているウォルナッツの意味。
学名Juglansは“Jovis ジュピターのglans 果実”で古代ギリシャ・ローマなどはクルミ
など堅実をつける木をジュピター(ゼウス)に捧げたことから。
北半球の温帯を中心に分布し、脂肪分が多い栄養価が高いナッツとして世界中で好まれている。日本では、オニグルミ属のオニグルミ、ノグルミ属のノグルミ、サワグルミ属サワグルミがの3属3種が野生する。中でもクルミ属は20種程あり、その材は褐色で美しく、堅いが細工がしやすくしかも狂いが少ないという特徴から、家具材や、銃の銃床に用いられる。
カシクルミはヨーロッパ東部からアジア西部が原産で東北や長野県で食用に栽培される。ふつうクルミとして食用にされるのは、本種カシグルミ、手で簡単に硬い殻が割れるのが特徴。
花は風媒花で単性、雌雄同株。雄花は穂状に長く下垂するが、雌花は枝先に頂生する。球形の果実が実り、熟すと不規則に割れる。
古代に西域からシルクロードをへて中国に伝わり、栽培されている間に羽状複葉の小葉が少なくないテウチグルミになっていった。オニグルミは11~19枚の小葉の奇数羽状複葉、小葉は長楕円形で先が尖っているが、本種の小葉は5~9枚だが、5枚のものが多く、頂小葉はひときわ大きいのが特徴。
日本に自生するオニグルミ、ヒメグルミなどは古代から食用にされてきたが、殻が固く割りにくい上、果実は小さい。現在世界中で最も重宝されているのは本種、殻がうすく割りやすい。しかも食用になる“仁“の部分は大きい。
この変種に栽培種であるテウチグルミ(手打胡桃)Juglans regia Linne var orientis Kitamuraがあり、中国、朝鮮半島を経て渡来。カシグルミは明治期、欧米から導入された。両者を基に長野県で改良されたのがシナノクルミ(信濃胡桃)。種子が大きく、殻が薄い。
クルミはむき実をそのまま食べるだけでなくお菓子やパンの材料に加えると味に深みがでてくる。
栄養的にも優れていて、豊富に含まれるαリノレン酸は血栓や動脈硬化を予防する。カルシウム、マンガン、鉄など各種のミネラルも多く含んでいる。まさに“植物性の卵”といわれるように栄養バランスに優れている
栄養成分
・脂質約70%:オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)
・たんぱく質
・ミネラル:カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄
・ビタミン ビタミンE、参考文献
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・日本の樹木(山と渓谷社)
・食材図典 (小学館)
・食材事典 原田孝子監修 (学研)
・花と樹の事典 木村陽二郎監修 (柏書房)
・新食品成分表2017 (とうほう東京法令)
・日本薬草全書 水野瑞夫監修 田中俊弘編集(新日本法規)
・植物分類表 大場秀章 編著 (アボック社)