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ブラックベリー

商品写真
上・中：大阪市市立大学附属植物園　ブラックベリーの淡いピンクの花
下：日本新薬　山科植物資料館

ブラックベリー Rubus armeniacus Focke
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　　　バラ目Rosales
　　　　バラ科Rosales　 キイチゴ属　Rubus

　　別名：セイヨウヤブイチゴ（品種：メルトントロンンス）

利用部分　：�＿娘臓↓�花、�Ｍ�
利用　　　：�／�用　�´�観賞用　�Ｃ禳燹淵蓮璽屮謄�）
名前の由来：果実が完熟すると黒くなるブラックベリーの名がついた。

原産地はヨーロッパ。北米、オーストラリアに帰化。
6月の初夏、野山にはキイチゴの実が熟れる。キイチゴはキイチゴ属の総称で、全体で３００種とも３００３０００種（ずいぶん幅があるが）ともいわれ、熱帯から寒帯、低山から高山までほとんど世界的に分布する。実の色も赤、黄、黒といろいろ、味も様々だがすべて食べることができ、果実酒にもする。日本には４０種程が野生するが、果樹としては栽培されていない。欧米諸国では古くからラズベリーやブラックベリーの果実を食用に野生種を採取してきた。しかし欧米諸国では品種改良が進み、改良種のラズベリーやブラックベリーなどが主にジャムにするための栽培が盛んに行われている。開花は5〜6月。５弁の淡い薄ピンクの花を咲かせる。

青い果実ははじめ赤く、完熟すると黒くなる。黒くなると採取時期で、程よい酸味と甘みがある。生食は無論、ジャムに加工したりワインの風味つけにされる。同属のラズベリーの実は軽くつまみひねると簡単に取れるがブラックベリーは花拓から外れにくい。実もやや小ぶり、種が多いのでラズベリーと区別できる。
葉を茶材にすると強壮作用がありハーブティとしても利用できる。

参考文献
　　・朝日百科　世界の植物　（朝日新聞社）　
　　・ハーブ　　亀田龍吉著　（山と渓谷社）



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