ハチジョウクサイチゴ（八丈草苺）

商品写真
Photo：高知県立牧野植物園　
　　　　　葉は寒さで赤くなっているが、本来は緑色。

ハチジョウクサイチゴ（八丈草苺）Rubus 　nishimuranus　Koidz
真正双子葉植物Eudicots＞中核真正双子葉植物Core Eudicots＞バラ類Rosids＞マメ群Fabids
　　　　バラ目Rosales　　　　　　
　　　　　バラ科Rosaccae　キイチゴ属Rubus

<span style="color:#00CC33">別名：シマミツバキイチゴ

利用部分　：果実
利用　　　：食用
名前の由来：八丈島で発見されたクサイチゴ。

本州の関東南部、伊豆諸島、山口県、小笠原　九州北部など暖地の海岸近くに自生する落葉低木。カジイチゴトクサイチゴの雑種と考えられる。茎は高さが３０〜４０ｃｍで刺がある。
葉は３出複葉、または３中裂する単葉。3〜5月枝先に直径４ｃｍ程、雄しべ、雌しべが多数ある白色５弁の花を1個咲かせる。花はクサイチゴ同様、平開する。花後、球形の実がなり、赤く熟す。甘酸っぱく美味しい。

―高知県立牧野植物園―
高知市五台山にある植物園。高知県佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士の業績を記念し高知県が五台山の山の上に設営した植物園。園内は多くの植物とともに牧野富太郎記念館が建てられ、博士が生前収集した４５０００冊にのぼる膨大な量の蔵書が収蔵されている。牧野日本植物図鑑は植物の参考書として愛読されている。同じ五台山には四国８８カ所霊場第三十一番札所竹林院があり、巡礼の人たちも多く訪れる。

参考文献
　・日本の樹木　山と渓谷社
　・牧野植物園ハチジョウクサイチゴの案内プレートより

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