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イヌハッカ(犬薄荷)
上・下:武田薬品 京都薬用植物園 イヌハッカの花
イヌハッカ(犬薄荷)
Nepeta cataria
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>中核真正双子葉植物
Core Eudicots
>キク類
Asterids
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Lamiids
シソ目
Lamiales
シソ科 Lamiaceae イヌハッカ属Nepeta
猫(ネコ科動物)が喜び陶酔する。
英名:キャットニップCatnip
別名:チクマハッカ、西洋マタタビ
生薬名
:
カリケイガイ(仮荊芥)
利用部分
:生の葉、生の花、 乾燥させた全草
利用
:料理、ハーブティ、ポプリ、バスアロマ
名前の由来
:Nipは「挟む、噛む」の意味。ネコが「噛む草」で、ネコが好み陶酔させるという
意味からCatnip。
チクマハッカ(千曲薄荷)は長野県の一部の地域で古くから知られていることから。
イヌハッカ属Nepetaはギリシャ、ローマ文明がイタリアに入る前のエルトリア人の
都市Nepeteに由来する。イヌハッカ属の植物がこの地で最初に発見されたのに因む。
原産地はヨーロッパからアジア南西部。本邦には自生しないが長野県をはじめ、群馬、山形、岩手などの各県で見つかり帰化している。
草丈40〜100cm。まっすぐ伸びた茎の上部で多くの枝に分岐する多年草。三角状卵型の対生する葉の縁はギザギザ状の鋸歯になっている。裏は短毛が密生し白っぽい。
全草に触れるとミントに似た強い香りがする。イリドイドの一種、ペネタラクトンが含まれ、この香りはマタタビ同様、ネコが好み、ネコを陶酔させるので西洋マタタビという別名があるぐらいだ。
6〜8月にかけてが花期。枝の先端に円錐状の花穂をつける。白または淡い青のシソ科特有の唇形の小花が下から上へ次々開花する。下の唇弁には小さな紫の斑点がある。
収穫は開花直前の蕾の時期に刈り取り日干しする。精油、苦味質、タンニンなどが含まれ、駆風、発汗を促し、風邪、インフルエンザなどの感染症予防になる。サラダやスープに風味付けにもちいる。摘みたての生の葉や花をお茶にすると美味しいハーブティ−が楽しめる。お茶は神経系を鎮め、不眠や頭痛、胃腸の不調に効果がある。但し過度の使用は避けることが望ましい。
主な成分
・精油:カルバクロール、ネペトール、チモール、ネペタラクトン、シトロネロール、
ゲラニオール
・タンニン
・苦味質
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・生薬単 原島広至著(株式会社エヌ・ティ・エス)
・ハーブ大全 リチャーヂ・メイビ著 日本語版監修 難波恒雄 (小学館)
・ヤマケイポケットガイド4 ハーブ 亀田龍吉著 (山と渓谷社)
・暮らしに役立つハーブ手帖 (MISASHI BOOKS)
・ハーブ栽培 宮野弘司・宮野ちひろ監修 (成美堂出版)
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シソ目Lamiales
シソ科 Lamiaceae イヌハッカ属Nepeta
猫(ネコ科動物)が喜び陶酔する。
英名:キャットニップCatnip
別名:チクマハッカ、西洋マタタビ
生薬名 :カリケイガイ(仮荊芥)
利用部分 :生の葉、生の花、 乾燥させた全草
利用 :料理、ハーブティ、ポプリ、バスアロマ
名前の由来:Nipは「挟む、噛む」の意味。ネコが「噛む草」で、ネコが好み陶酔させるという
意味からCatnip。
チクマハッカ(千曲薄荷)は長野県の一部の地域で古くから知られていることから。
イヌハッカ属Nepetaはギリシャ、ローマ文明がイタリアに入る前のエルトリア人の
都市Nepeteに由来する。イヌハッカ属の植物がこの地で最初に発見されたのに因む。
原産地はヨーロッパからアジア南西部。本邦には自生しないが長野県をはじめ、群馬、山形、岩手などの各県で見つかり帰化している。
草丈40〜100cm。まっすぐ伸びた茎の上部で多くの枝に分岐する多年草。三角状卵型の対生する葉の縁はギザギザ状の鋸歯になっている。裏は短毛が密生し白っぽい。
全草に触れるとミントに似た強い香りがする。イリドイドの一種、ペネタラクトンが含まれ、この香りはマタタビ同様、ネコが好み、ネコを陶酔させるので西洋マタタビという別名があるぐらいだ。6〜8月にかけてが花期。枝の先端に円錐状の花穂をつける。白または淡い青のシソ科特有の唇形の小花が下から上へ次々開花する。下の唇弁には小さな紫の斑点がある。
収穫は開花直前の蕾の時期に刈り取り日干しする。精油、苦味質、タンニンなどが含まれ、駆風、発汗を促し、風邪、インフルエンザなどの感染症予防になる。サラダやスープに風味付けにもちいる。摘みたての生の葉や花をお茶にすると美味しいハーブティ−が楽しめる。お茶は神経系を鎮め、不眠や頭痛、胃腸の不調に効果がある。但し過度の使用は避けることが望ましい。
主な成分
・精油:カルバクロール、ネペトール、チモール、ネペタラクトン、シトロネロール、
ゲラニオール
・タンニン
・苦味質
参考文献
・朝日百科 世界の植物 (朝日新聞社)
・薬用植物学各論 木村康一・木島正夫共著 (広川書店)
・生薬単 原島広至著(株式会社エヌ・ティ・エス)
・ハーブ大全 リチャーヂ・メイビ著 日本語版監修 難波恒雄 (小学館)
・ヤマケイポケットガイド4 ハーブ 亀田龍吉著 (山と渓谷社)
・暮らしに役立つハーブ手帖 (MISASHI BOOKS)
・ハーブ栽培 宮野弘司・宮野ちひろ監修 (成美堂出版)