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チェリーセージ (Cherry sage)

商品写真
上7・中:服部緑地公園都市緑化植物園
下:大阪市立長居植物園 紅白2色のチェリーセージ

チェリーセージ (Cherry sage) Salvia greggii
真正双子葉植物Eudicots>中核真正双子葉植物Core Eudicots>キク類Asterids>シソ群Lamiids
   シソ目Lamiales
     シソ科Lamiaceae サルビア属(アキギリ属)Salvia

別名:オータムセージ 
和名:アキノベニバナサルビア


利用   :観賞用
名前の由来:薬用ハーブとして親しまれているセージの仲間で、葉をもむとサクランボの
      ような香りがすることからの名


原産地はメキシコ。パイナップルセージとよく似た赤い花で区別がしがたいが香りが異なるのと、筒状の花は2〜3cmと短く先端の唇形が大きいのが特徴。パイナップルセージは筒状部分が4cm程で長い。花色も赤だけでなくオレンジや白、紅白の2色など様々。パイナップルセージより、耐寒性があり関東以西では屋外でも冬を越せる。春になると、枝を刈込み勢いの良い枝をのこすと生育がよく花付きも良くなる。育てやすいのでかだんに日本では本種をチェリーセージと呼んでいるが本来のチェリーセージは英名のサルビア・ミクロフィラ(salvia microphylla)を指す。

コモンセージなどの薬用としての用途はなく主に観賞用に花壇などに植えられる。

参考文献
  ・ヤマケイポケットガイド4 ハーブ 亀田龍吉著 (山と渓谷社)
  ・ハーブ栽培 宮野弘司・宮野ちひろ監修 (成美堂出版)


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